おっ！事故ったな！
音がした方向を見ると、白色セダンがサクを薙ぎ倒して走るのが見えた。
逃げてしまわないように、車を追っ掛ける。友人は二次災害が起きぬよう交通整理を始める。
走り去る車の窓から、中を覗くと、携帯電話をして片手運転している背広姿の中年男性運転手が見えた。
交差点の赤信号で止まり、後ろを振り向いた運転手と追い付いた私と目が合った。
車を寄せて、降りて来た。
あとは、たまたま道路工事の準備作業に来ていた作業員に引き継ぎ、道路に散乱した破片を片付ける。
共にバイクボランティアに所属しているだけあり、友人と上手く連携プレーが取れました。
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