http://www.k-bagspro.co.jp/ (フラスコ・ホームページ)
まずは生地の見直しから始まりました。
基本的にはブックカバーで使用している
独特のうねりのある光沢のきれいな
レーヨンの生地でいくことは決まっています。
問題は生地の色でした。
サンプル段階の生地も
いろいろと試し実験した結果採用した色でしたが、
どうもしっくりこないので
今回のプロジェクトのために再度見直す事になりました。
表の革に合わせて
生地のサンプル帳を見ながら検討していくのですが・・・。
(参考までに今回の生地の色のバリエーションは50色あります。)
この色合わせはなかなか難しい作業です。
同じ色の革でも
合わせる生地の色によって
まるっきりイメージが変わります。
表は同じ色の革なのに?
不思議なくらい別モノになります。
合わせる生地の色によっては、
メンズぽくなったり
レディースぽくなったり、
イタリアぽくなったり、
フレンチぽくなったり、
万人向けになったり、
個性が強よすぎたり、
くどくなりすぎたりします。
また色合わせを難しくしている原因の一つは
サンプル帳にもあると思います。
今回も・・・。