⑦パパの「頭の中は575」

元は「子育て日記」だったが、子供達も全員大人になっており、最近「俳句」の記事が増えたのでタイトルを変更しました。

新幹線殺人犯の親の責任

2018-06-16 00:25:03 | 事件・事故(三面記事)
我が家の子供達が、世間に迷惑をかけることなく育ってくれたのは「運が良かった」
のもあるだろう。では、今回の新幹線殺人事件の犯人の親は「運が悪かった」のか。

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いや違う。彼らは自らインタビューに答えて「息子を棄てた理由」を語っている。
そんな親に「運」が向くわけがない。父親はいくつもの職業を転々とし、母親は市
会議員に立候補したりして政治活動には熱心だったようだが、犯人が5歳の時「ア
スペルガー症候群」の疑いを指摘されても「そんなもん大きくなったら治る」とか
本人が病院に行きたいと希望しても「薬代が高い」と行かせなかったそうだ。

また「男の子は谷底に突き落として育てるもんだ」と姉のご飯は作っても、彼のは
は作らなかったという、所謂育児放棄されていた。中2の時の新学期に姉には新品
の水筒を買い与え、彼には貰いものを与えると、夜中に夫婦の寝室の障子をけ破っ
て入ってきて、包丁と金槌を投げつけてきたそうです。その時に父親はヘッドロッ
クをしてもみ合いながら、妻に警察を呼ばせたらしい。これが、週刊誌のインタビ
ューに父親が語った「棄てた理由」

その後は、母親の関係するグループの施設に入れられ、中学、定時制高校、職業訓
練校に通ったらしい。それからは一人暮らしだったらしいが、親族が母親に「精神
疾患の持病もあるのだから、責任を持って面倒をみるように」と注意したが、両親
は放置だったらしい。

施設に入れてから今回の事件までの8年間で、親戚の法事などで4回会っただけら
しい。家出の前まで一緒に住んでいた祖母の養子にして苗字も変えていたし、この
子に対して、愛情のある環境で育て、また早い段階から専門医に通わせていれば、
この事件はなかったのではないだろうかと思う。


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コメント (2)
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