3日前の日暮れ時、夕飯の後、散歩に出かけた。
県道沿いの歩道を歩き、左に曲がって車の通りのほとんどない農道に
入ろうとしたら県道を対向方面からやってきた車が
方向指示器をカチカチさせて、その農道に入ってこようとしている。
その車は黒い色をしていてトヨタのヴォクシーみたいな普通車。
黒いフィルム?が張られていて中が見えない。
「おかしいな?この道は農道+中学生の通学路。軽トラは入るが
普通車が入る道ではないのに・・・」
と不自然に思いながら歩いていると、その車がノロノロ私の後を
付いてくる。
端によけて、車を通そうとするが行かない。
私はその時、ピンクの上着にチェックのズボン。髪はショートカット。
顔はすっぽりマスクで覆っていた。持ち物はポケットにスマホのみ。
これは金品を奪うのを目的としているのとは違う。
もしや若い娘と間違えて私を車に連れ込もうとしているのか???
動かずに立っているとその車が私を追い越し2~3メートル先で
また止まって動かない。
「おい、おい、こちら70を超したばあさんだよ。何を勘違いしているのか」
そう思う余裕はあったがやはり恐い。
丁度そこへスマホに電話が・・・。車のディーラーからだった。
立ち止まったまま電話で話し車の様子を見るがそれでもまだ動かない。
電話で話しながら来た道を引き返し県道沿いに出ようとしたら
その黒塗りの車は走り去っていった。
中が見えず何人乗っていたか分からなかった。
「夜目遠目傘のうち」ということわざがある。
暗い場所で見た時。遠くから見た時。傘をさしている時。
女性は実際よりきれいに見えるらしい。
今回「夜目遠目」+「マスク」が加わり、もしかしたら
実際より若くてきれいに見えたのでは?
・・・・なーんて71歳のオバアサンは妄想する。
家に帰って夫に「襲われそうになった。私、若く見えたのかしら?」と
言ったら、「その腹では無理だろう」とのこと。(^^ゞ
昨日の昼間、その場付近を歩いて買い物に行った。
その場所は両側にイチゴ栽培のビニールハウスがあり周囲から見えにくい。
ここを暗い中、部活で遅くなった中学生が一人で帰っていたらとても危険。
中学校にそれを伝えたいと思ったが、
71歳のオバアサンがこの場所で若い男(?)に襲われそうになったなど
話すと『認知症』を疑われ、相手にしてくれないだろうと
そこに考えが行きついた。
これは私の単なる妄想なのか???