昨日の夕方、座敷の障子を閉めながら庭を見ると槇の木に長い棒が
立てかけられていた。
この庭は石塀で囲まれ、蔵の裏にあるので外から見えにくいし
他人が黙って入ったりしにくい場所。
昨日の朝はこの棒は無かった。
家族全員集まって「誰が何のために、こういうことをしたのだろう?」と
不思議がる。
「この木の棒は前から家のどこかに置いていたもの?」と夫に尋ねると
「うちのではない」と言う。
「もしやこれは地区の神様の祭りの時に幟を立てる物かもしれない?」
家の前の区長さんの家に幟を立てる棒があるか尋ねに行くと
それは定位置にちゃんとあった。
区長さん夫婦も我が家に様子を見に来て不思議がる。
この庭を見るのもふたりは初めてとのこと。
どこから誰が入って槇の木に何の目的で棒を立てかけたのか???
未だ解せぬまま。
今日は薬箱などを少し整頓した。
ずっと捨てられずにいた、この立派なマスク。
娘の卒業式に急遽アメリカに行くことになったが、その頃SARS(サーズ)が流行りはじめ
飛行機内など気をつけた方が良いと友達がプレゼントしてくれたもの。
立派すぎて新型コロナの予防として、これを付けるのはかなり勇気が要る。
もう20年以上前のものだ。結構場所を取るので思い切って処分した。
外科用・内科用・湿布入れと分けている。これは外科用。
夫がイチジクを一つ捥いで来た。
半分に割って二人で食べた。初物だが十分おいしかった。