ブログ・クロウキョウ

文京の働く愉快な仲間たち

文京わがふるさと

2007年12月06日 12時38分19秒 | おくやみ
12月5日、第1期文京区労協の創設者の一人であり、東京都議会議員としても活躍された栗原茂さんの葬儀が町屋の斎場でしめやかに執り行われました。
親族や町会はじめ多数の友人・知人の参列で、生前の故人のつながりの広さや深さを感じました。
斎場の外まで、よく聴き取れなかったのですが、どなたかの弔辞の中で、かすかに「文京わがふるさと」という言葉が耳に入ってきました。
 写真は栗原茂さんの著書「文京わがふるさと」で、1969年(昭和44年)から1985年(昭和60年)までに出版されたものです。
その最初の本に「太陽のない街」の伝統、区労協結成へが書かれています。

>文京の労働組合運動は「太陽のない街」以来の伝統に輝いて、常に働く人たちの先頭に立って、じぶんの要求はもとより、各界各層の広範な要求をもとにして、たたかってきました。

>区労協のねらいは、上部団体に加盟していない区内の中小労組と、大単産の支部分会とが地域という舞台で、しっかりと団結していくというところにあり、結成にあたっては区内で影響力のある労組に、音頭をとってもらおうと思っていました。

 以上のようなことが詳しく書いてあります。
来年は現在の第四期区労協の結成50年を迎えます。
そんな時期に、貴重な方を亡くしてしまいましたが
ここに遺された記録を掘り起こし、これからの労働運動に生かしていきたいと思っています。

南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、
合掌

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