秋のたたかい

　9月10日、今日から臨時国会が始まります。（会期は11月10日まで）
7月の参議院選挙で過半数割れをした自公政権の国会運営が注目を集めています。
11月1日、期限切れとなる「テロ対策特措法」の延長問題をめぐり
外遊先の記者会見で安倍首相は「職を賭す」と表明しました。
　これまでの5年間で憲法をねじ曲げ強行したテロ特措法が日本国民に
平和と安全の保障をもたらしたのかどうか、
もっと根本的な問題があるような気がしますが…。

　それはそうと、先週末の金曜日の夜は
東京土建文京支部の秋の拡大決起集会がひらかれました。
毎年、春と秋、組合員の拡大運動を取り組み着実に前進しています。
　区労協への登録もここ3年間で400名増となっています。
東京土建の拡大運動は、建設関連で働く人たちを仕事を終えて
一軒一軒訪ね、組合に加入していただいています。
現在、東京土建の組合員は全体で12万を超え、当面13万人をめざしています。
建設関連で働く人たちが30万人いるそうですから、その過半数が目標だそうです。
労働組合は、やっぱり数ですね。
どんないいこと言っても、力がなければ、相手にされません。
これは私たちも身にしみて感じているところです。　

写真は、主婦の会のお母さん方も、
「お父ちゃんたちには負けないぞ！」とばかりに
拡大に向けて、さりげなく決意表明されてるところです。
　手前の方は、鳶の親方で三本締めの名人です。
この夜は「お手を拝借」ではなく
「団結ガンバローで「ご唱和おねがいします」と気勢。
やっぱり、職人の味と気合がこもっています。

　＊街の大工さんや建設関連で働かれている方を知ってる方は
東京土建文京支部か区労協までご連絡下さい。