ブログ・クロウキョウ

文京の働く愉快な仲間たち

2010年05月29日 11時35分56秒 | レポート
 28日夜、川崎にある「スペース京浜」で京浜協同劇団公演「鼬(いたち)」
(真船豊作)を観劇しました。
 劇団の城谷護さんから招待状を頂いていたので楽しみにはしていたのですが、
馴染のない土地だったことと仕事が夕方まで入っていたので、時間的には諦めていたのですが
東京駅まで急いで、東海道線に飛び乗ってみると、以外に近く、7時の開演に間に合いました。
 内容的には、2年前、青年劇場が公演した「鼬」と同じものでしたが、劇団と役者が違うと
また違った雰囲気と味わい深いものがあり、昭和の初めの没落地主の屋敷をめぐる人間模様の
悲劇的内容が、舞台の上で見事に表現されていました。
 あえて両劇団の作品を比較して言えば、青年劇場が都会的に洗練されていたのに対し、
京浜協同劇団の作品は、素朴で、土の臭いがして、私たち自身のまわりで実際、起こっている
ような錯覚に陥るくらい現実的に表現されていた様におもいます。
主なキャストを記憶でたどれば
 おかじ(母)   若菜 とき子   青年劇場では 小竹 伊津子
 おしま(娘)   小嶋 宏子           大嶋 恵子
 萬三郎(長男)  河村 はじめ          島本 真治
 おとり(母の義妹)稲垣 美恵子          藤木 久美子
 伊勢金のおかみ  瀬谷 やほこ          上甲 まち子
両方を思い浮かべながら観ていたので二倍楽しめたような気がしました。

 観劇についてのお問い合わせは、京浜協同劇団までTEL 044-511-4951
 本日5/29 昼夜、 6/4~5 昼夜、6/6 昼