ブログ・クロウキョウ

文京の働く愉快な仲間たち

阿佐ヶ谷駅北口

2010年03月24日 14時53分37秒 | お知らせ
 3月24日昼、名画座ラピュタ阿佐ヶ谷の不当解雇事件で支援共闘会議が
発足したことを受けての街頭宣伝行動が阿佐ヶ谷駅北口でありましたが、
あいにくの雨で早々に切り上げ共闘会議としての申し入れとなりました。
駅前から路地に入りさらに曲がった奥に映画館がありました。
邦画ファンには堪らないような作品を扱っているようで区労協役員さんの中にも
常連さんがいるくらいですから、
およそ首切り攻撃とは無縁のように思えるのですが…。
 首を切られたものにとって、元に戻してもらうまではあきらめるわけにはいきません。
規模は違いますがJR採用差別事件では23年かかって、やっと解決の糸口が見えてきました。
 ラピュタの社長さんも理性を取り戻し早期解決にむけて
映演労連をはじめ支援共闘会議とテーブルにつき話し合いに応じてもらいたいものです。

 区労協事務所に戻ると出版労連から緊急連絡のファックスが届いていました。
 
>本日、判例タイムズ争議勝利和解成立!(要旨)
 判例タイムズ争議は、本日11時30分より東京地裁で開かれた和解交渉において、
和解が成立しました。本日の和解期日に先立ち、これまで5回の和解交渉を重ねた
結果を受けて、裁判所の和解案が双方に提示されていました。
 原告と対策会議は、この和解案は原告側の要望に沿ったもので、納得できる内容と評価し、
受け入れることを決断しました。本日、会社側も裁判所案を受け入れることを表明したため、
和解が成立しました。詳細については、追って報告、勝利和解といえる内容です。

 


>社会的孤立

2010年03月24日 10時40分46秒 | レポート
 3月23日(火)夜、文京シビックセンター4階ホールで
恒例になってきた文京春闘共闘と文京社保協共催による
春の社会保障学習会を開き70名が参加しました。
 「駒込病院守る会」事務局長でもある大利文京社保協副会長の司会で進められ
遠藤文京春闘共闘議長が「社会保障制度の崩壊が高齢者に集中的に現れている中で
これは人間が人間らしく生きるうえでの学習会」であると強調されました。
 講演の前に、三つの分野(駒込病院問題、建設国保問題、区議会と地域の要求運動)
からの報告がされました。
 講演は明治学院大学教授の河合克義先生が「深刻化する高齢者の社会的孤立と
社会保障・社会福祉のあり方」というテーマで話されました。
 地域と家族の現実が語られ、都市で65歳以上の孤独死が急増している現実を
数字で示されるとため息が漏れました。
 情報に閉ざされた高齢者の「社会的孤立」の問題では、緊急時の支援者なし、
正月三が日一人で過ごす。近所づきあいなしなど身につまされました。