頑張って生きる。

元気だった主婦がある日突然、障害者になり、余命を宣告された。でも、頑張って生きようと心に決め一日を大切に過ごしてます。

事件の影響

2016-08-01 10:52:24 | Weblog
相模原で凄惨な事件が起きてしまいました。

その犯人の思想や行動は、少なからず障害者である私にとって、平気に見過ごせるものではありませんでした。少なからず、影響があり、悲しくなりました。

私の近くにいた人が、「人間、皆、何かしら回りに迷惑をかけ、助けてもらいながら、また、助けながら生きているもので、障害者だけが特別なものではないはず。皆、同じなのに・・」って、言った言葉を聞いて、ほんと、そのとおりだって思いました。皆、一生懸命、一日、一日、生活していることには変わりないはず。

その言葉を聞いて、私が発病した当時のことが思い出されました。長い検査の末、やっと、難病だとわかり、障害も残ると聞かされたとき、これから家族に迷惑かけて生きていかなければいけないのかなあ~と、思ったことがありました。でも、それは、大きな間違いでした。私が病気になったことで、家族の気持がまとまり、障害が特別なものではないという気持が芽生えたようです。

身長の高い人もあれば、低い人もある。細い人もあれば、若干、太めの方もいる。髪の毛の長い人もいれば、短い人もいる。それと、同じだって・・・

健常者より、むしろ、努力して障害を克服し、一生懸命生きていると言う現実も目の当たりにしています。

今、生きている人は一人一人、かけがいのない大切な命であると言うことも、実感しています。私が、病気をせず、今までどおりに生きていったならば、そういう大事な事に全く気づかず日々、暮らしているのだと思います。

そういう現実を考えながら、これから、毎日を暮らしていきたいと思います。