頑張って生きる。

元気だった主婦がある日突然、障害者になり、余命を宣告された。でも、頑張って生きようと心に決め一日を大切に過ごしてます。

切り替え

2012-07-14 15:17:21 | Weblog
何がきっかけになったのか自分でもよくわからない!
今まで、あれやこれやと悩んでいて何も手につかなかった私。悩みがなくなったわけではないけど、少なからず、今は長いことつみっぱなしになっていた机の上の書類や、しなければいけない事をする気になった。
乱雑な部屋が気になり、ちょっと片付けようかな?なんて思ったりもしている。何がきっかけなのかはよく、わからないけど、ちょっと体が動くようになった。

いろんな人と話をし、心の許せる人の前では涙が出たり、自分の立場や状況を考えながらいろんなことを思った。人それぞれ、いろんな事がある。
人生の折り返し地点を過ぎ、残された人生の方が今まで過ごしてきた人生より少ない。その短い人生をどう、生きていくかがこれからの私の課題。

仲良くしていた障害者の先輩が自分の体力と家族の事を考えて、施設入所を決断された。結婚されていなかったので、自分の姉妹にお世話になって今まで生活されて来た方だったけど、お母さんが高齢になって介護が必要になってくると、一家に二人、介護の必要な人が出ると大変なのは目に見える。
これからの、姉妹の生活や介護する人のこれからの人生も考えて、入所を決断されたと聞いた。

人事ではないし、障害者だけの事ではない。私も、旦那さまが体調を崩したり先立たれたら、それからの生活を考えていかなければいけない。そのときの、自分の障害を受け止め、一番良い方法を選ぶしかないと思う。今は、冷静に考えられるけど、いざ、そうなると、「やっぱり施設はイヤ!」って言うかもしれない。
でも、私は自分では順応性があるほうではないかと過信をしている。今まで、姑さんの下でいろんなことを我慢し、一年間の入院生活でもいろいろ、精神的な苦痛もあった。でも、それなりにに、楽しく過ごしてこられた。と、今では、そんな、物分りのいいような人間のような振りをしているけど、実際、そのときになってみたらどうなるかはわからない。

姑みたいに、「帰りたい!帰りたい!」を、連発するかもしれない。

でも、とりあえず、何がきっかけだったかは自分でもわからないけど、頑張ってみようと言う気になったことは確かなこと。明日はどう変わるかわからないけど、とりあえず、今は・・・・・

長い間、ほったらかしてあった編み物のとじ針に糸を通してみた。
頑張れ!頑張れ!