頑張って生きる。

元気だった主婦がある日突然、障害者になり、余命を宣告された。でも、頑張って生きようと心に決め一日を大切に過ごしてます。

子供の成長

2006-01-22 10:49:37 | Weblog
19歳の次男。
父親と同じ社会人のサッカーチームに入っている。父親は、高校生の時からサッカー部に入っていて、インターハイに出たり府代表になったり、それなりの過去がある。
息子にも、サッカーをしてほしかったらしく、自分がコーチをしていた少年団に半ば、無理やり入れたが、高学年になり、行こうとしなくなった。
それが、また、高校生になった頃から、サッカーに興味を持ち出し、父親と同じチームにキーパーとして入った。
「なんで、キーパー?」と、聞くと
「おやじみたいに技術はないし、走るのもおそいし、今、キーパー、おらへんやん。僕が、試合に出られるんキーパーぐらいや。」
ん~、なるほどな~
「でも、キーパーもむずかしいでえ~。カーンみたいなかっこいいキーパーめざしたら・・・」
とか、言って今まで雪が降ろうと雨が降ろうと、親父が休んでも、練習に行ってたのに、急に、行かなくなった。
「なんで、行かへんの?」
「おもしろないようになった。」
現に、父親はもう、52歳。父親の全盛期を知っているクラブ員はもう、いない。若い子が多くなってきた。(あたりまえだけど・・・)
息子は、小さい時から父親にサッカー談義を聞かされて育ったから、今の、若いチームの考え方に納得行かないという。

はたして、母親である私はどう、ホローをすればいいのか?今日は、試合の日。人数が足りないので、息子も連れて行くという。
息子は、自分の子供だけど、一人の人間としての人格やら気持ちもあると思う。親の気持ちをそのままぶつけるのはどうなのか・・・
だまって、見ていたら、2,3度朝、声かけても起きてこない。息子は、行く気がないのかもしれない。
「あのね、人数足らんのやって。昨日の夜、皆から電話があったんよ。あんたにきてほしいって。」
私は、そう言うしかなかった。
「しゃーないなー。」
といって、父親の自動車に乗り込んで出かけたが、息子の気持ちをもう少し考えてやらなければ・・と、反省する母親でした。