頑張って生きる。

元気だった主婦がある日突然、障害者になり、余命を宣告された。でも、頑張って生きようと心に決め一日を大切に過ごしてます。

幸せ~って、なんだろう!

2005-05-19 10:05:14 | Weblog
昨日は週1のリハビリの日。歩く事はもちろん、立つことすらできない私のリハビリは、今より、機能が落ちないように、現状維持のためのリハビリ。
手についても、握力のなくなった左手の訓練と、これも、現状維持のためのリハビリ。
でも、それだけじゃなく、心のリハビリもそこで、教わった。

病気になってすぐは、不自由のことが受け入れられずに、ずいぶん、悩んだりしたけど、リハビリにこられる患者さんは、年齢関係なく私よりも不自由な患者さんが多い。
中学校の時の先生も、私と一緒にリハビリに励んでおられます。脳欠陥障害のため、16-8=とか、財布から1,497円出しましょうとか、教鞭をとっていらしたときとは、想像もつかない。
病気になったら皆、同じ。
そう思ったら、私自身、障害を持った事を受け入れられる気持ちになったのかも知れないって思う。
私だけじゃないんだ。ってね。

ディサービスでお風呂に行くのも、最初はいややった。自分で、入れないし、着替えも出来ないから仕方ないといったら、そうだけど、一応、まだ、はじらいのある?45才の女性が、人に、服脱がせてもらって、洗ってもらって、時には、男の人に抱っこしてもらったり・・・
でも、それも、私だけじゃない。施設の職員の人も仕事だしね。って、思えるようになったら、最近は、お風呂の日が待ちどうしくなってきた。

これが、受け入れるってことかな?って、思う。それに、リハビリの先生にしても、施設の職員さんにしても、本当に良くしてくださる。精神面のフォローも、考えてもらえるのが、私にはうれしい。

なのに、家に帰ると、義母が、もう、年はとりたくないね。死んだほうがましやわ!とか、みっともない格好になってまで、生きていても仕方ないわ!とか。ぐちぐち・・・
自分の足で歩けるんやし、生きたいとこどこでもいけるんやし、お風呂もトイレも一人で行けるのに、なにが、文句あるんやあ~って、思う。健常者やと、わからんのかなあ!みっともない格好になっても生きていても仕方ないって、それ、私の事?

私、車椅子でしか動けへんし、一人では外にもトイレにも、お風呂にもいかれへんけど、十分、幸せやで~。