「告白」湊かなえ著
たしか、二年前の「このミステリーがすごい」を読んだ時に、後々文庫本になったら読もうと思っていた…ら、いつの間にか妻に先を越されて買われていたこの本。
貸してもらった。
映画が話題になっているので、先生の、娘が殺されたことを告白するシーンが有名だが、あれは第一章で序章のようなもの。
その後、第一章も含めて六つの章に分かれていて、各々の告白(広い意味で)が繰り返される。それは、視点や語り方、ポジションがそれぞれ違うので、飽きずに読める。
第一章は先生の告白。
第二章は委員長の手紙。
第三章は少年Bの姉が読む、母の日記。
第四章は壊れた少年Bが見る夢の世界。
第五章は少年Aがウェブサイト上で語った遺書。
第六章は第五章から繋がる先生からの電話。
第一章だけは、少しダラダラ長いし、読みにくい(それも意味があるみたい)のだが、それさえクリアすれば後は一気に読めるはず。
読後の感想
途中、かなり重いような気がしたが、終わってみるとあっさり感が漂っている。
こんな終わり方だとは思わなかった…と期待を裏切られた時点で○。
早く映画が見たい!
星☆☆☆☆
たしか、二年前の「このミステリーがすごい」を読んだ時に、後々文庫本になったら読もうと思っていた…ら、いつの間にか妻に先を越されて買われていたこの本。
貸してもらった。
映画が話題になっているので、先生の、娘が殺されたことを告白するシーンが有名だが、あれは第一章で序章のようなもの。
その後、第一章も含めて六つの章に分かれていて、各々の告白(広い意味で)が繰り返される。それは、視点や語り方、ポジションがそれぞれ違うので、飽きずに読める。
第一章は先生の告白。
第二章は委員長の手紙。
第三章は少年Bの姉が読む、母の日記。
第四章は壊れた少年Bが見る夢の世界。
第五章は少年Aがウェブサイト上で語った遺書。
第六章は第五章から繋がる先生からの電話。
第一章だけは、少しダラダラ長いし、読みにくい(それも意味があるみたい)のだが、それさえクリアすれば後は一気に読めるはず。
読後の感想
途中、かなり重いような気がしたが、終わってみるとあっさり感が漂っている。
こんな終わり方だとは思わなかった…と期待を裏切られた時点で○。
早く映画が見たい!
星☆☆☆☆