勇敢な女は、美しい。

Dr.norikoのブログ。自分らしく、楽しく、人生を生きる。一度きりの人生だもの。

書道の師の死

2018-08-27 | 日記

こんにちは、norikoです。

 

人はいつか死ぬ。若くても老いても、いつ死ぬかは誰にもわからない。神のみぞ知る。


それをわかっているつもりでしたが、悲しいことが起きるとやはり衝撃は大きいものです。

 

お世話になった書道の先生が先月ガンで亡くなっていたそうです。

 

同じ書道教室のお友達(といっても母より年上で、先生レベルのベテラン!)Hさんに久しぶりに電話をしました。

先日、Hさんと先生も出展された書道展にご招待いただいたのですが、実父の件もあり、予定がつかず伺うことができませんでした。

久しぶりにお会いできると思っていたのにとても残念で、しばらく会っていなかったのにわざわざハガキを送ってくれたHさんにお電話でお礼とお詫びをしました。

私が電話したことをとても喜んでくれて、簡単に互いの近況報告をしたところ、Hさんが言いました。

 

「実は先生が先月亡くなったらしいの。ガンだって…」

 

頭を鈍器で殴られたかのような衝撃。

え、まさか???

あのお元気そうだった先生が???

確かにご高齢で70代後半だったと思うけれど、え…、一年前にはお元気そうだったのに??

 

実は去年の8月から、ちょうど1年前から書道教室を休学しています。

次男を妊娠して予想外につわりに襲われたこと、大学の研究室で史上最大の危機が起きてゴタゴタしていたこと、冬になって毎月のように長男が体調を崩したこと、そうこうしているうちにお腹があり得ないほど大きくなって動くのも辛くなったこと…

そういうことがあり、先生にご挨拶をしないままに結局数か月があっという間に過ぎてしまいました。

そして早産で3月に出産、巨大児の次男がまさかのNICU入院、実母の体調不良や実家でいろいろな確執あり、産後うつっぽくなったり…

全く書道に復帰できる状況ではありませんでした。

 

休学してちょうど1年。

Hさんが書道展の案内を送って下さったこともあり、

「何が何でも、そろそろ復帰したい!!書道したい!!!」

と思っていた矢先でした。

 

私が次男を出産した頃にガンが発覚したそうです。

それから4か月ほどで、先生は旅立っていかれたのですね…。

 

なぜ一言ご挨拶もできなかったのか、

なぜもっと早く、頑張って書道を再開しなかったのか、

全てを悔やみました。

 

先生にとっては大勢いる生徒の一人。

晩年の教え子といっても、それほど記憶に残っているかどうかわかりません(記憶にとどめていて下さっていたら嬉しいけれど…)。

挨拶もせず、いきなり長期間休学してしまった不肖の生徒です。

悔やむ権利もないかもしれませんが、私は悲しく、後悔しました。

 

私が書道と最初に出合ったのは小学校1年か2年の頃。近所の書道教室で、楽しく書道に親しみました。

当時の先生が教室を閉めてしまって、中学卒業する頃には一度書道から離れました。

高校の芸術の授業で書道クラスになった時、「また書道ができる!」と思っていましたが、その高校の書道の教師が大変性格の悪い人で一度書道を嫌いになってしまいました。

 

でも、子どもの頃に楽しかった記憶は消えないものです。

いつかまた筆を取りたいと思い続け、20代中頃に教室を探して、思い切って再開しました。

10年近くのブランクに負けず!!

 

そこで出会ったのが、亡くなった先生でした。

最初は厳しくて、怖くて、毎回行くたびに泣きそうになっていました。本当です。

楽しさとは別の世界がそこにあり、たまに「あれ、どうして書道をまたやっているのだっけ??」と思ったことも、実は何度もあります。笑

「どうしてこんなこと(練習)を何度も繰り返さなければならないのか」「どこを直していいのかよくわからない…」

なんて書道をしながら悶々とした時期もありました。

修行みたいなものですね!笑

 

でも、続くのです。飽きっぽいと思われている私ですが、やると決めたことはちゃんと続けられる人間なのです。

「これは修行か??」と泣きそうになったことも忘れるくらいに、楽しくなる瞬間は来るものです。

だんだんと書道の楽しさ、子どもの頃にはわからなかった奥深さに気づき「やっぱり書道をやり直してよかった!!!」と心から思いました。

 

先生が厳しいのも、書道の基本がとても重要だから。その基本をしっかりと身に付けた上で、作品作りなどに生かしてほしいという思いがあったからです。

慣れてくると先生の厳しさも、とても愛のあるものに感じられ、めったに褒めてくれない先生に少しでも褒められると嬉しくなりました。

 

芸事の世界によくある密な師弟関係というわけではなかったですが(大きな団体が主催している教室だったので)、先生のご指導があったからこそ、私はまだ書道に惹かれているのです。

素晴らしい先生に、もう二度と指導して頂けないのかと思うと、ただただ悲しい。

 

先生のご冥福をお祈りすると共に、これからも絶対に書道を続けようと心に誓いました。

 

そして、人はいつ何があるかわからないから、後悔の少ないように行動しようと改めて思いました。

自分に言い訳せずに、会いたい時に会いたい人に会い、やりたいことがあるならそのやりたいことをしましょう。

 

今日、私が受けたような衝撃と悲しみをどうか皆さんも減らせますように。

 

会いたいときに、会いたい人はすでにそこにいないかもしれません。後悔しないように。

 

繰り返しになりますが、先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

もっとご指導いただきたかったですが、もはや叶いません。

でも、私に書道の基本がいかに大切かということを教えて下さって、本当にありがとうございました。

 

(読者の皆様。久しぶりの長文を読んで頂き、ありがとうございます)

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最近の出来事(雑記です)

2018-08-20 | 日記

大変にお久しぶりになっております…

もうブログ更新は厳しいかな???なんて思っている今日この頃です。

気づいたら2か月も投稿してなかったのですね、私…。

書きたいことは山ほどあるのに、ブログの記事を書こうと思うとPCを開かなければならず、その「ゆっくりPCを開く」心の余裕がないのです…。

 

育児は子どもの数が増えると難易度がさらに上がりますね。日々実感しています。

育休中だからもう少し余裕があるかな?という甘い考えを持っていた数か月前の自分に喝を入れたいです。

 

子どもが2人の子育てが始まって、いろいろなことがありました。

実家でごたごたがあり、産後3週間で強引に自宅へ戻ってから産後うつ予備軍になり、心も身体もしんどく大変でした。

そうこうしているうちに、実父が体調を崩し入退院を繰り返すようになりました。

去年、ガンの再発が見つかり手術した父ですが、今回は転移あり、もう手が付けらない状況です。

先週は急遽(対処療法的な)手術を受けることになり、家族にははっきりと告知され、実母はショックで受け止めきれない様子。

その実母も神経系の難病にかかっていることが判明しております。

両親がそんな状態なので娘の私は今後を考えていると毎日胃が痛く、夢見も悪いです…。

 

あまり仲が良いわけではないですが実父に残された時間は少ないので、娘としてできることを淡々とこなそうと思っています。

 

私は私の家族と自分のことを大切にしつつ、今後の人生を改めて考えたいと思います。

いつか実家のことを書けたらな、と思います。完全に反面教師として。

 

 

ああ、中身のあるブログを書きたい…。

 

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