勇敢な女は、美しい。

Dr.norikoのブログ。自分らしく、楽しく、人生を生きる。一度きりの人生だもの。

夫婦で共感した教育関連本はこれ

2016-09-25 | 教育
さきほど、今でしょ!の林先生の番組で取り上げられていたので、乗っかろう(笑)

いやいや、とても良い本なのでシェアしたいと思います。

「学力」の経済学(中室牧子 著)



以前本屋で見つけて購入して読みました。かなり良かったので、夫に薦めてみたら、珍しく素直に読んでました。

2人で共感した良書です\(^o^)/

データで示してくれているのがいいよね!ちまたの教育関連本って、言ったら元も子もないけど、データに基づかないもの、再現性がないものや個人の体験を過度に一般化したものが多い気がしてたので。

ガチ理系の夫と、理系脳な文系ノリコ夫婦の心を掴んだ書籍です。オススメです(^_−)−☆


テレビで取り上げられたから、明日からまた売れるのかなー?(笑)
Comment
この記事をはてなブックマークに追加

子どもの人生に何を求めるのか?

2015-05-20 | 教育

最近TBSドラマ『マザー・ゲーム 彼女たちの階級』を一生懸命観ています。

最初に言っておきますが、この手のテーマのものは普段は基本的に観ません。

主な理由:

1.面倒くさい女の世界…子どものころから苦手・嫌い・興味ない。

2.「お受験ってな~に?」レベル。

3.「セレブ」生活に特に憧れない。

こんな理由から、いかにもドロドロしていて面倒くさそうな女の世界かつセレブ幼稚園でのお受験がテーマのドラマなんて、いつもならまともに観ないのですが、今回の妊娠が無事に継続しているからでしょうか。子どもの教育の参考になるかも?(あくまで反面教師)と思って、このドラマは初回から見ることにしました。

最近気になる女優さんたちが出演されているから、という純粋なミーハー精神(?)があったからというのが、観ることを決めた一番の理由なのですが(笑)

 

ドラマを観ていて、「この幼稚園のママたちは子どもの人生に何を求めているのだろう?」という疑問が常に頭をよぎります。例えば、ヒロインの幼馴染で必死にセレブを演じている由紀(貫地谷しほり)などは、娘に将来どういう人生を歩んでもらいたいのか謎だなぁ、と思って観ています。設定によると年収750万の家庭ですが、この年収は日本の一般家庭で考えるとかなり恵まれていると思います。夫の年齢は明らかになっていないと思いますが、比較的若い世代で年収750万はかなり良い方です。ドラマのセレブ幼稚園では無理をしなければセレブを演じられない収入であることは間違いないですが、普通に生活していれば娘を大学まで問題なく進学させることができそうです。そもそも年収750万の夫をつかまえて専業主婦生活をしている時点で、彼女が育った環境からするとだいぶ上昇していると思うのですが…。

「自分が親や学歴やお金で苦労したから、子どもにはそういう人生を歩ませたくない」ようなセリフがあったかと思いますが、この気持ちはわかります。でも、無理をしてセレブぶって「お受験がすべて!」というような態度は、子どもの人生に何を求めているのかはっきりしませんね。

女性ひとりでもバリバリ稼げるような人生を歩んでもらいたいのか。

それとも、何不自由なく暮らすことができる収入の男性をつかまえることができるような女性になってほしいのか。

子どもの人生にどのようなビジョンを持っているのか不明瞭ですが、もしお受験に成功したからと言っても充実した人生が歩める保証はありません。

 

親の希望で子どもを「良い大学」に入学させても、子ども本人の能力がないのか、もともと向いていないのか、はたまた子どもの頃からのプレッシャーに押しつぶされたのか、なかなか卒業できない学生・退学してしまった学生・心身の健康を崩してしまった学生など、けっこう知っています。

そういう学生を見ていると、親が求める子どもの人生は子どもにとって最良とは限らないのだということを改めて認識させられます。

『マザー・ゲーム』のような世界は、意外と存在しているのかもしれませんが、そういう親御さんには「子どもの人生を本当にしっかりと考えてあげて!」と言いたくなります。普段大学生ばかり見ているので、特に…。

 

また、お受験しなくても、親がセレブぶらなくても、子どもがそれなりの人生を歩むことは可能だと思います。

ドラマ中に開業医の奥様セレブ(実質的ボスママ)も登場します。子ども(男の子)を「医学部に入学させて立派な医師にする」のが目的のようですが、別にお受験しなくても医学部には入れます。私が知っている医師には、お受験とは無縁でも医学部を卒業して立派なドクターになっている人がたくさんいますよ。

そもそも、何を人生の成功とするか、人によって基準は異なると思いますが、例えば私。出身家庭は、現代日本では比較的貧しい部類に入ります。でも、教育の重要性を知っている両親に育てられたので、勉強することが重要だと自分でも思っていましたし、実際それなりに勉強していました。でも塾には通っていません。それでも、私立ですがそれなりに有名な大学に入学できましたし、大学院(修士課程)まで進みました。まぁ、奨学金をずっと借りてましたけど…(今も返済していますよー)。

夫は、安定した職に就いていて、年齢の割に収入が良いと思います。結婚後に、現在の大学院(博士課程)に通わせてもらっています。夫との仲は非常に良好ですし(笑)夫の両親は私を可愛がってくれます。

こういった状況なので、経歴上はそれなりの高学歴で(子どもを持つことに関しては大変な問題を抱えていますが)今のところ結婚にも「成功」しているような気がします。仕事での成功・キャリアは未知数ですけど…。

セレブでなくても、教育の重要性を認識することと多少のハングリー精神(?)でそれなりになるのです。塾講師の経験もあるのでこれだけは言えますが、できない子どもを塾に行かせても、そんなに勉強ができるようにはならないです。子ども本人にやる気がないのに、塾やお稽古ごとに通わせても無駄です。むしろ子どもがかわいそう。やりたいことをやらせてあげればいいのに、と思ってしまいます。

結婚に関しては、「良い大学」に行けば交友関係・人脈が広がり、「理想の相手」に出会う可能性は高くなるかもしれませんが、だからといって皆が皆幸せな結婚ができるとは限りません。母校の大学に入学しなければ私は夫に決して出会っていなかったと思いますが、大学に入学したことがイコール夫との出会いではありません。結婚相手を見つけるために大学に入学したわけではないですしね、そもそも(笑)

 

親だから子どもにはいい生活をさせてあげたい、いい教育を受けさせてあげたい、いい人生を歩ませてあげたい。それはとても理解できる。

でも、親が思い描いた人生を子どもが歩めるとは限らないし、本人が努力すればお受験をしなくてもそれなりの大学には進めるよ。

…なんて思いながらいつもドラマを観てます(笑)

 

なお、このドラマには子どもの教育だけでなく、夫婦とは何か、家族とは何か、女性の人生とは何か、いろいろと考えさせられるエピソードが詰まっているので非常に面白いです(若干コメディ感はありますが)。来週以降の展開も気になる!

 

 

Comment
この記事をはてなブックマークに追加

医療倫理と法律家の思考方法‏

2015-03-23 | 教育
研究室でのお仕事のひとつに教授の授業のお手伝いがあります。私は主に、小テストやレポート(リアクションペーパー)の採点を担当することが多いのですが、最近とても気になったことを書こうと思います。
うちの教授は医療倫理や法医学系の科目を教えているのですが、所属する大学以外にも他大学の講義を行うこともあります。今回私が採点していたのは、某法科大学院の科目のレポート。教授に言われた基準で採点するのですが、普段よく採点する医療系の学部生の答案と全く解答のベクトルが異なることに改めて気づかされました。同じ問題を解かせているはずなのに、全体の解答内容の傾向がびっくりするほど異なるのです。
例えば、詳細は省きますが「以下の事例で患者は安楽死を希望しているが、担当医はどうすべきか」という問題があるとします。
医療系の学生は、まず安楽死が認められるか否か、を考えます。基本的には、患者を死に至らしめる行動を医療者はすべきでないので、安楽死は認められない、という解答になります。もし安楽死が認められるような場合は、どのような要件で認められるか、その際の医療者の免責をどうすべきかなどを考えます。
 
一方、法科大学院の学生の解答は、一見すると「患者の命はどうでもいいと考えているのかしら?」と思う解答が多いような印象を受けます。
例に挙げた安楽死の問題でも、意外に多くの学生が安楽死そのものの問題点を考えず、「その際の医師や病院の刑事責任は○○である」とか「違法性は阻却されるので刑事責任は問われないが、民事では損害賠償を求められる場合がある」とか、そういう表現が多いです。法律家のタマゴだから仕方ない、と言ってしまえば終わりですが、安楽死以外でも患者の生命に関わる事例に関して驚くほどに「命を軽視しているのか?」と思える解答が多く見受けられました。
 
また、他の問題の中では「生命の危機があるから手術は必要」という前提になっているにも関わらず、「手術した場合の刑事責任・民事責任は○○。手術しない場合の刑事責任・民事責任は△△だ」という形式で書きたがる人が多いのも、法科大学院学生の特徴かも知れません。採点しているほうからすると、「手術するのは前提なのに、どうして手術しない場合がどうのこうのと書けるのか?」とすごく不思議です。そんなこと求められていないのに、「この場合は○○だ、この場合は△△だ」と羅列したがる傾向にあるようです。そして結局、本来の問いにしっかりと答えていない解答が出来上がっていました。。。
 
私の心の声:
 
「だからどっちなのー??あなたの考えを聞いてるんだよー!(イラっ)」
 
 
医療倫理では、原則として患者の命を軽視するような解答は正解ではないことが多いです。患者の判断は尊重されるべきですが、その判断が倫理上常に正しいかどうかはわからないからです。患者の命を軽視するような選択は医療者に法律上の責任を負わせることにもなる、というのが実務上は特に問題になるでしょう。そもそも判断能力がある成人であっても、判断能力がない未成年であっても、新生児であっても、胎児であっても、人の生命は尊重されるべきでしょう。(※あくまで基本的には、原則として、建前は、ですが)
 
答案を見比べる限りですが、法律家(のタマゴ)は、医療者(のタマゴ)と違って「命を尊重する」という視点が欠けているのかなぁ??「患者の命があろうが、なかろうが、起こった事態に即した法律的判断をする」というような、私からするとかなり冷徹とも言える思考方法に偏っている感じです。(もちろん全員がそういう思考方法なわけではありませんが。)
 
これは私の個人的な見解ですが、法律は「人々を守るためにあるのではなく、社会秩序を守るためにある」のだと思います。もしそれが真実ならば、対象が医療であっても、法律家の思考方法は当然なのかもしれません。
 
でも。
医療倫理の考え方が法律家に受け入れられていないと、何か問題が起こったときに医療者や患者の立場が脅かされる危険があるのかも、とこれらの答案を採点しながらちょっと恐ろしくなってしまいました。こんなに考え方が異なるので・・・。命を軽視したわけではないのに、患者が命を落としたときに、医療者が糾弾されることにもなりそうですし(実際に起こっていますよね、こういうことって)。
 
考え方が異なるのは本来悪いことではありません。お互いの立場・考え方を理解し合えるようになれば、医療上の法律問題は少なくなるのではないかと期待します。
 
何度でも言いますけど、びっくりしましたけどね!あまりに考え方が違ってて!医療者と法律家が議論できるような場があるといいですね。ケンカになりそうですけど(笑)


Comment
この記事をはてなブックマークに追加

大学、その実態。その2

2014-12-01 | 教育

最近大学で、学部生対応に疲れ果てております。

 

その1はこちら。

http://blog.goo.ne.jp/yuukan_madam/d/20140926

 

先日作成した注意書きがほとんど効果がない某学部某学年の学生に、マジギレしてます。

「学生の皆さんへ
入室する際には 学部・学年・氏名を名乗りましょう。用件も忘れずに。」(可愛いイラスト入り♪)


・・・ここまでやって、何でできないの?

もうびっくりです。

ノックをして、「失礼します」と言って扉を開ける。学部、学年、名前を名乗る。つまり自分は何者かを表明する。そして用件を伝える。

これって、そんなに難しいことでしょうか?


今時の若いもんは…とか言いたくありません。(だって私も若いもん!笑)

でも、こちらが当たり前だと思うことが全然できない学生が増えているのは事実です。

 

たぶん、子供の頃からそういう教育をされていないせいだと思います。親が悪いのです。本来家庭で教育すべき内容をしない親が、いつからか増えたのでしょう。成績が良ければいい、良い大学に入れればいい、そんな風に思っている親がたくさんいるのでしょうね。

今所属している大学でも、マスターまでいた母校の大学でも、とんでもない話を聞くことがたびたびあります。正直、学生自体もすごいですが、やはり親だ…親がすでに変だ…。

 

気持ちが疲れているので、詳しく書きませんが、いつかまた大学の実態をじっくり書きたいと思います。

 

 

 

 

Comment
この記事をはてなブックマークに追加

大学、その実態。その1

2014-09-26 | 教育

大学という世界は驚くべきことの連続です。
正確には「連続でした」が適切かもしれません。
最初は若干驚いていたけれど、大学という特殊な環境に身をおいている時間がだいぶ長くなったので、もう驚きません。

まさか学部生用に非常に幼稚な注意書きを作るなんて、最近の大学では特に驚くべきことではありません。

先日私が作成したのは大体こんな感じ↓

「学生の皆さんへ
入室する際には 学部・学年・氏名を名乗りましょう。用件も忘れずに。」

優しい私は、可愛いイラストも入れてあげました!

研究室の入口に、わかりやすく貼っておいたよ☆

 

・・・。

 

・・・・・・。

 

・・・もうがっくりです。

そんなことも言われないとわからないのか!小学生か!

なぜこんな注意書きを作成するに至ったかというと、研究室に用事があってやってくる学生たちが名乗らないからです。

たいていの学生は、

(トントン、がちゃ)「○○先生いますかー?」

で終わりです。

いや、君はどこの誰よ??

優しく諭してあげることが多々ありました。


「あなたはどなた?名乗りなさいね~。○○先生に何のご用~??」(ニコっ)



それもいい加減疲れてくるのであります。

私が優しく指摘すると、中には気づいて「あ!すみません!○○学部○年の鈴木です。○○先生に質問があってきました」と言い直す子もいます。

そういう子は、まだ大丈夫。今後に期待できます。

でも、多くの学生は残念ながら、なぜ私がそういう指摘をするのかすら理解できないようです。

ダメだ…。

大学生ってダメだ……。

非常に恐ろしいことに、偏差値的には優秀な大学の学部生でそうなのです。

 

大学生はインテリではなかったのか?

将来の日本を担う若人ではないのか?


・・・日本の将来が不安です!

 

もちろん書けないこともありますが、今後も書ける範囲で大学生の実態に迫ります。乞ご期待。


Comment
この記事をはてなブックマークに追加