自民党総裁選で、40代の保守系候補として注目されたのが、小林鷹之元経済安保相(49)。
石破政権で党の役職に就かなかった小林氏は、次にどう動くのか、夕刊フジの単独インタビューで激白したと、夕刊フジ・海野慎介記者。
小林氏は総裁選について「勝たなければ意味がないと思ってやってきた。先輩議員との討論や演説会も全く引け目を感じることはなかった」と振り返る。
BSのTV番組での野党議員との討論等でも、堂々と渡り合っていたのは拝見し、素晴らしいと注目していました。
経産省官僚としての実績があり、在米大使館勤務経験もあるということで、主張にも空念仏的なものはない。
石破首相の持論である「防災省」構想には異を唱えた。
意思決定のプロセスが多くなればなるほどスピードは遅れる。現場の実動部隊を持たない取りまとめの省庁ができてもオペレーションの質が上がると思えない。現場を持っている消防、警察、自衛隊、道路・河川部局などがあるなかで、イメージがわかない」と指摘!
全くの正論!
「3強」の構図のなか、小林氏は第1回投票では、国会議員票で9候補中4位の41票を獲得したが、党員・党友票は16票にとどまり、決選投票に残れなかった。
知る人はその実力を理解しているが、党員・党友への知名度が不足していたのでした。
決選投票では石破首相が高市氏を逆転したが、「派閥解散」を呼び掛けたはずの岸田文雄前首相が率いる「旧岸田派」など、派閥の動きが勝負を決したことは諸兄がご承知の通り。
小林氏は「派閥、旧派閥の領袖(りょうしゅう)の方に支援をお願いすることはなく、『脱派閥選挙』も最後まで貫き通した。支援議員、秘書団も熱量が高く、仲間も一人一人の意志で立ち上がってくれた」と強調。
総裁選後、広報本部長への起用を打診されたが、自分の処遇よりも能力と即戦力のある仲間(=支援議員)の活躍する場を作ってほしいと申し上げ、党が厳しい状況のなかで新政権を微力ながら支えていくと明言したのだと。
次の総裁選にも「もちろん挑戦する。その時の政治状況で推薦人が集まるかは分からないが、『1回負けたらやめる』というつもりでは出ていない」と意気込みを見せたのだそうです。
今回の立候補で知名度や人物像も知られ始めました。
実績や、議論での知見のある討論力は、今後も更に高まるはず。
高市氏を推した麻生氏、進次郎氏を推した菅氏に、反高市で石破氏支持を、解消したはずの派閥に指令し勝利した岸田氏が産んだ石破政権。
党高政低の形勢で、石破氏の発言や方針がコロコロ変化。早くも短命で岸田氏が再登場を狙っているとの声も聞こえる現状。
小林氏の更なる成長と党員・党友層への知名度の浸透に期待します。
# 冒頭の画像は、小林鷹之元経済安保相
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石破政権で党の役職に就かなかった小林氏は、次にどう動くのか、夕刊フジの単独インタビューで激白したと、夕刊フジ・海野慎介記者。
小林鷹之氏が激白 石破政権で党の役職に就かず…次にどう動くのか 石破首相の「防災省」構想は今もNO! 次期総裁選はもちろん挑戦 - zakzak:夕刊フジ公式サイト 2024.10/7 海野慎介
自民党総裁選で、40代の保守系候補として注目されたのが、小林鷹之元経済安保相(49)だ。選挙戦では石破茂首相(67)との論戦で一歩も引かない様子を印象付けた。石破政権で党の役職に就かなかった小林氏は、次にどう動くのか、夕刊フジの単独インタビューで激白した。
◇
小林氏は総裁選について「勝たなければ意味がないと思ってやってきた。力不足で反省しているが、先輩議員との討論や演説会も全く引け目を感じることはなかった」と振り返る。
小林氏は討論会などで、石破首相の持論である「防災省」構想に異を唱えた。防災省創設を見据え、内閣府の防災担当部局を「防災庁」に格上げするという石破首相の案に対し、小林氏は「屋上屋を架すものだ」「新省庁は必要はない」と追及した。今も見解に変わりはないという。
「司令塔機能の強化や、防災の知見を各省で共有する問題意識は共有するが、意思決定のプロセスが多くなればなるほどスピードは遅れる。現場の実動部隊を持たない取りまとめの省庁ができてもオペレーションの質が上がると思えない。現場を持っている消防、警察、自衛隊、道路・河川部局などがあるなかで、イメージがわかない」と指摘する。
石破首相、高市早苗前経済安保相(63)、小泉進次郎選対委員長(43)の「3強」の構図のなか、小林氏は第1回投票では、国会議員票で9候補中4位の41票を獲得したが、党員・党友票は16票にとどまり、決選投票に残れなかった。
決選投票では石破首相が高市氏を逆転したが、「派閥解散」を呼び掛けたはずの岸田文雄前首相が率いる「旧岸田派」など、派閥の動きが勝負を決したともいわれる。
そうしたなか、小林氏は「派閥、旧派閥の領袖(りょうしゅう)の方に支援をお願いすることはなく、『脱派閥選挙』も最後まで貫き通した。支援議員、秘書団も熱量が高く、仲間も一人一人の意志で立ち上がってくれた」と強調する。
総裁選後、広報本部長への起用を打診されたが、「固辞した」と報じられた。「固辞したつもりはない。けじめのつけ方として、自分の処遇よりも能力と即戦力のある仲間(=支援議員)の活躍する場を作ってほしいと申し上げた。党が厳しい状況のなかで新政権を微力ながら支えていくと明言した」という。
当選4回ながら総裁選に出馬し、「一石を投じられた」と自負する小林氏。次の総裁選にも「もちろん挑戦する。その時の政治状況で推薦人が集まるかは分からないが、『1回負けたらやめる』というつもりでは出ていない」と意気込みを見せた。
自民党総裁選で、40代の保守系候補として注目されたのが、小林鷹之元経済安保相(49)だ。選挙戦では石破茂首相(67)との論戦で一歩も引かない様子を印象付けた。石破政権で党の役職に就かなかった小林氏は、次にどう動くのか、夕刊フジの単独インタビューで激白した。
◇
小林氏は総裁選について「勝たなければ意味がないと思ってやってきた。力不足で反省しているが、先輩議員との討論や演説会も全く引け目を感じることはなかった」と振り返る。
小林氏は討論会などで、石破首相の持論である「防災省」構想に異を唱えた。防災省創設を見据え、内閣府の防災担当部局を「防災庁」に格上げするという石破首相の案に対し、小林氏は「屋上屋を架すものだ」「新省庁は必要はない」と追及した。今も見解に変わりはないという。
「司令塔機能の強化や、防災の知見を各省で共有する問題意識は共有するが、意思決定のプロセスが多くなればなるほどスピードは遅れる。現場の実動部隊を持たない取りまとめの省庁ができてもオペレーションの質が上がると思えない。現場を持っている消防、警察、自衛隊、道路・河川部局などがあるなかで、イメージがわかない」と指摘する。
石破首相、高市早苗前経済安保相(63)、小泉進次郎選対委員長(43)の「3強」の構図のなか、小林氏は第1回投票では、国会議員票で9候補中4位の41票を獲得したが、党員・党友票は16票にとどまり、決選投票に残れなかった。
決選投票では石破首相が高市氏を逆転したが、「派閥解散」を呼び掛けたはずの岸田文雄前首相が率いる「旧岸田派」など、派閥の動きが勝負を決したともいわれる。
そうしたなか、小林氏は「派閥、旧派閥の領袖(りょうしゅう)の方に支援をお願いすることはなく、『脱派閥選挙』も最後まで貫き通した。支援議員、秘書団も熱量が高く、仲間も一人一人の意志で立ち上がってくれた」と強調する。
総裁選後、広報本部長への起用を打診されたが、「固辞した」と報じられた。「固辞したつもりはない。けじめのつけ方として、自分の処遇よりも能力と即戦力のある仲間(=支援議員)の活躍する場を作ってほしいと申し上げた。党が厳しい状況のなかで新政権を微力ながら支えていくと明言した」という。
当選4回ながら総裁選に出馬し、「一石を投じられた」と自負する小林氏。次の総裁選にも「もちろん挑戦する。その時の政治状況で推薦人が集まるかは分からないが、『1回負けたらやめる』というつもりでは出ていない」と意気込みを見せた。
小林氏は総裁選について「勝たなければ意味がないと思ってやってきた。先輩議員との討論や演説会も全く引け目を感じることはなかった」と振り返る。
BSのTV番組での野党議員との討論等でも、堂々と渡り合っていたのは拝見し、素晴らしいと注目していました。
経産省官僚としての実績があり、在米大使館勤務経験もあるということで、主張にも空念仏的なものはない。
石破首相の持論である「防災省」構想には異を唱えた。
意思決定のプロセスが多くなればなるほどスピードは遅れる。現場の実動部隊を持たない取りまとめの省庁ができてもオペレーションの質が上がると思えない。現場を持っている消防、警察、自衛隊、道路・河川部局などがあるなかで、イメージがわかない」と指摘!
全くの正論!
「3強」の構図のなか、小林氏は第1回投票では、国会議員票で9候補中4位の41票を獲得したが、党員・党友票は16票にとどまり、決選投票に残れなかった。
知る人はその実力を理解しているが、党員・党友への知名度が不足していたのでした。
決選投票では石破首相が高市氏を逆転したが、「派閥解散」を呼び掛けたはずの岸田文雄前首相が率いる「旧岸田派」など、派閥の動きが勝負を決したことは諸兄がご承知の通り。
小林氏は「派閥、旧派閥の領袖(りょうしゅう)の方に支援をお願いすることはなく、『脱派閥選挙』も最後まで貫き通した。支援議員、秘書団も熱量が高く、仲間も一人一人の意志で立ち上がってくれた」と強調。
総裁選後、広報本部長への起用を打診されたが、自分の処遇よりも能力と即戦力のある仲間(=支援議員)の活躍する場を作ってほしいと申し上げ、党が厳しい状況のなかで新政権を微力ながら支えていくと明言したのだと。
次の総裁選にも「もちろん挑戦する。その時の政治状況で推薦人が集まるかは分からないが、『1回負けたらやめる』というつもりでは出ていない」と意気込みを見せたのだそうです。
今回の立候補で知名度や人物像も知られ始めました。
実績や、議論での知見のある討論力は、今後も更に高まるはず。
高市氏を推した麻生氏、進次郎氏を推した菅氏に、反高市で石破氏支持を、解消したはずの派閥に指令し勝利した岸田氏が産んだ石破政権。
党高政低の形勢で、石破氏の発言や方針がコロコロ変化。早くも短命で岸田氏が再登場を狙っているとの声も聞こえる現状。
小林氏の更なる成長と党員・党友層への知名度の浸透に期待します。
# 冒頭の画像は、小林鷹之元経済安保相
この花の名前は、ヒメイワギボウシ
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