遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

御岳山 

2023年08月22日 | 年中行事

先日の20日21日御嶽教の聖山、御岳山に登拝してきた

我家は日本の大半がそうであるように、神仏混淆の家庭だ、神社もお参りするし、寺もお参り、極めて多神教なのだ

特に我が家は、曽祖父の時代には、御嶽教の先達をしていて、榛名山系の相馬山にはその霊神碑が建ててある、行光霊神、という、

そんな経緯から後継はしなかったが、代代信仰はしている、

当然私も五歳から仕込まれてその信仰の道に入っているが、信仰の本道、とか王道、とかが若干違う様な気がして

一刻は距離を置いて信仰していたが 信仰そのものに反対をしている訳ではなく後継の講中に属して参加している

去年から登山禁止が解除されて信仰の山がかいほうされたので再開した、去年は先達と身内だけの登山であったが今年は講中で

講の行事として登山に参加した

何年ぶりかでの「御山参り」はいろいろと勉強する事が有った、自分の高齢化も含めて山は難しいと痛切に感じた

当日九時の出発だ

 女性の運転手とマイクロバスだ

 

車内は完ぺきに旅行気分である、前途の山行の事はどこかへとんでいるようだ

登山口田野原の駐車場と遠景に、聖山、おんたけが見える、ここが七合目なので かなり、深い高い山、だという事がわかる

 直線登山道から、御岳山を望む

とちゅう数々の神様の設置が見られその都度都度に霊神碑や神像が見られる

七、五合目あたりに成ろうか、丁度登山者が疲れを感じ出す位の処だ

 意味は知らないが、そういう處だ、何か意味合いがあるのであろう

 漸くご来光が拝めた、まだ椴松などの森林域だ

 九合目てまえで講中の名儘にアクシデントがあり

リタイヤして下山する様にした残念ではあるが、後の下ることも考慮しての判断だ、我が家の一家なので残念であったが、靴が駄目になっが

第二のリタイヤが出た、九合目でのリタイヤで、体力の限界を判断しての勧奨で有った、先達の明察と言わざるを得ない

リタイヤ茱茰があまりはなれていなかったので、待ち合わせて下山するように話した

 下界は瓦斯のしたでここは別の世界だ

猛森林限界を超えて来た

瓦斯を吹き払った風が心地よく底抜けの碧空は今日の一日の無事を予言している様に、そして神様が今日の無事をお守りくださる様に晴れている

 九.五合目あたりに成るか、途中の御守護をしてくれ諸神に感謝の祈りをささげて休憩を取りながらの登拝だ、頂上が近付いて来た

 遥かの下界もガスが晴れて来た

直下の行場も諸新がいくつも立ち並び、神の御使いの猪もいて、なんとなくそうした雰囲気に成って来た

漸く頂上の本宮の鳥居まで来た、結構の広さが有るが、ずいぶん苦労をしてこの広さを確保した事であろうと何時も乍ら感心する

本宮で一年の感謝の祈祷をしてまた来年一年の御守護をお願いをして、講中で制作し大事に箱につÞんで来た御札を奉じて登頂者全員

で懇ろに御祈祷をした、矢は路一番厳かな雰囲気になり心が込められた気がした

今回は,八丁弛み、を経由し剣が峰迄のコースは諦めて本宮参拝止まりにして昼食をして下山に向かう

順調に下山をして来たが八合目辺りから変調をきたし、七合目半あたりまで来たら、もう殆ど動けない状態になって仕舞った。いままで数々の山 

登りをしてもそうしたことがなかったので高齢が祟っかと思い、思わぬ迷惑を諸氏にかけて仕舞った

偶偶登山中に見知らぬ人が、此れは多分脱水症状なので、この薬をお茶か水に入れて飲ませて見ろ、とご指導と一服を戴いた

直ぐ対応して飲んだところ瞬く間に回復しすぐに動ける状態にに成った、当に神の御加護と言うほかない

何とか無事にばすまで到着できた

今思うと確かに水分不足は有った、それほど普段暑さにも強いというう暗黙の自信があったのかもしれない、それでついつい水分補給が疎か

になったと思う、若しかしたら熱中症で重篤な状況になったかもしれないと思うと、今でもぞっとする

大いに勉強鵜に成ったできごとだ、そして餘履かなかった新品の登山靴のそこが剥がれてしまったのも要因の一つになった

補強はしたが非常に歩き辛く難渋をした事も起因していた、、、

色々あったが何とか無事に下山出来たことが幸いであった、神に感謝し見ず知らずの方に感謝し普段信仰している自分に感謝した次第である

、、、ジブリの天空の城ラピタの、、、龍の巣、、、の様な入道雲が東方に見えた、

あの天界へ行かなかった事が今更ながら嬉しいこと事だ

そんじゃあまたはなすべえ

遊童子

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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御嶽山登頂 (チョキ、チョキ)
2023-08-23 12:29:09
しばらく投稿が無かったので、体調でもクスしてしまったのかと、心配していましたが、御嶽山まで行って来ましたか?
熱中症になったとか?
自分でも、何時なって仕舞うか分からないから、恐ろしいですね

ひさしぶりの御嶽山
懐かしく拝見しました
結構な距離で、今ならもう私は歩けない
師匠も良く登れました
返信する
御岳山 (遊童子)
2023-08-26 16:00:44
ちょきちょきさんへ
こめんとありがとうございます
 自分でも不思議な感覚です
今までになかった感覚です
山を経験して登山の準備は万端用意して行った筈と思って居ました
きゅうごうめでもう限界かなと思える仲間下山させたり、自分の持って居る杖を貸して下らしたり
九。五合目で後ろ向き似たをれて来た仲間の転落を抱き止めたりというアクシデントもいち早く脱水症だから水分補給を指導したり
結構うまく行った登山でしたが、下りに
こんな舞台が待って居ようとは思いもしなかった
いままでにない経験で、死さえこんな具合なのかなと、言う感じさえしました
幸いにも神様の加護があり、見ず知らずの生き神に助けられました
今思っても凄い経験です
日頃の信仰が如実にあらわれたとおもう現象でした
此の経験を生かして今後はじぶんで人助けができる様に余生を慎重に頑張るつもりです
ではまた
返信する

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