遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

冬の芽行進曲二番

2011年01月29日 | 
お晩でがんす
今日は、冬の芽行進曲の二番です
我が家の周りにある木木が殆んど春の芽吹きの準備をしている
白木蓮はもうすでにかなり大きくなって。固い鎧も脱ぎ今まさに春の息吹を少しでも吸い取ろうとしている



然し如何にも毛深い、その点紫木蓮は比較的つるりとしている、何にして、辛夷も、四出も、此の類は春の準備が早い


土佐水木がもう花芽を十分に膨らましている
今にもはじけそうな勢いだ、未だ今朝などは寒い、大丈夫なのかと心配だ



百樹園に一本ある栃の樹がもう樹脂のそうなものを出して春を自覚している
未だ痩せて居る芽だが春の胎動はしているようだ
未だ一本立ちで3m程の樹だが、一人前に葉は出すし、十分「朴葉味噌」ができるくらいになる
栃の実が成る様に成る迄には、私はこの世にいまい、、、、



こうして春を捜していたら、こんなものが見つかった。山繭の抜け殻だ



去年の晩秋に、外灯に訪れた、山繭蛾、が若しかしたら此の繭で蛹に成って成虫となったのかもしれない
山繭蛾は見た目には大きくて、羽根が15センチくらいもある大型の蛾だ



動作はのろく直ぐに捕食されたり心ない人間に踏みつぶされたりする
でも此の繭で造った絹糸は「翠」の宝物の様な透明感のある絹に成る
大切にしてやりたい種であることに間違いはない
自分も他人からこう言う風に思って貰える様に心がけねばなるまい

そんじゃあまたはなすべえ
遊童子







コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 春待つ芽 | トップ | 春の兆し »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
寒い! ()
2011-01-31 12:30:17
こんにちは
今朝は東京都心でも氷点下1.3℃と朝のお天気ニュースで言っていました

モクレンのコートもコートを脱いだ中の芽も見た目にもとても暖かそうですね 陽差しがあれば冬でも暖かですが北風吹く日は寒いですね
トサミズキの花芽もふっくら膨らんで準備万端のようです 昨日行った神代植物公園ではクロモジやサンシュユも同じような丸い花芽が膨らんできていました
トチノキはすっかり葉を落として赤い冬芽は蜂蜜のような粘液で覆われていますね 植物もいろいろな環境に違った対応をして面白いですよね

ヤママユガの繭は見たことがありますが 木に付いているのは初めて見ました
いつも地上に落ちているものでしたのでちょっと感動 この繭から絹糸?が取れるのですね しかも緑色のものだということですから自然のものは素晴らしいです
それにしても反物となるには一体いくつの繭を集めなければいけないのでしょうか? カイコのように人工繁殖や飼育をしているわけではないので山に行ってもそれほど多くを見ることは無いのですから貴重な物なのでしょうね
<橙>
返信する
天産 (遊童子)
2011-01-31 18:33:48
橙さん
コメントありがとうございます
「天蚕」は山繭の別名ですが、最近は飼育しています
群馬県は蚕の産地ですからいろいろな蚕を飼っていますし,公立の蚕の研究機関もたくさんあります
そこのひとつの「蚕業試験場」との提携で
群馬県の草津温泉の隣村「六合村」で天蚕を飼育しています
標準の蚕の50分の1くらいの確立で収穫できるそうです
ので。きわめて高価な絹と成りますね
主たる飼料は、コナラ。水楢、などです
見学もできるようです
まだ私も見ていませんがニュウースは入ります

近所でもよく見かけますが、集めておけば翠の真綿ができますね

とてもそんなに辛抱強く待てないのでだめですね
田舎には田舎の楽しみが結構あるものです
住めば都ですね

ではまた









返信する

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事