国見町「佑武館」剣道場ブログ

佑武館は福島県曹洞宗長栄寺内にある剣道場です。朝内賢光教士八段を師範として尚光教士七段が代表をしています。

令和元年5月15日(水)佑武館稽古

2019年05月16日 | 稽古日誌

 今日は時間休みをもらって伊達地区保護司会の研修と総会に参加しました。人口減少に伴う犯罪件数の減少が進んでいますが、再犯率は約50パーセント。自分の担当した件数と比べても納得のいく件数ですが、きちんと更生する者に対して再犯者は一人で何度も繰り返すケースが多いので母体を犯罪検挙件数ではなくて犯罪を犯してしまった人で考えると更生している数の方が多いように感じます。いずれにせよ、再犯率の増加は大きな社会問題だと思います。

 稽古は19:00からでしたが、15分くらい前から2日間稽古を休んだ佑光に大まかな稽古内容を伝えました。わずか15分で伝えたかもしれませんが、逆に言えばマンツーマンで15分かけてできたわけではなく練習のポイントを理解しただけです。もちろん稽古の中でも全体に再確認はしていきますが、稽古を休むハンデというのは大きいですね。

 体操、素振り後は空間動作。足捌きの確認のみを20分程度行いました。汗をかきながら必死の形相で行う小中学生からにこにこしながらすらすらと行う小学生まで、同じことをやっているのになんとも面白く思います。気を抜いて怪我につながるような行動は怒りますが、コツを覚える練習はポイントを抑えてリラックスをして行うことも大切だと思います。

 面をつけてからは基本の切り返しと一息の切り返し、打ち込み。ここまで背中につける大きな動作と小さい動作を交えますが、低学年まで練習のポイントが身についているように感じました。攻めて面は時間を取り、3組から4組に分けて重点ポイントを分けて実施しました。後半は技の練習、回り稽古、お互いの懸り稽古で終了。最後には切り返しで終わるのですが、足捌きの取り組みを忘れていた小中学生が目立ったので、打ち込みを追加しました。最後で気の抜けるとき、懸り稽古で息が上がって苦しい時に意識しなくてもできるようになってこそ身についたと言えることだと思います。

 一般の部では、佑光、崇、亜依、希美の基立ち。菜津美、遠藤さん、玉手さん、奥寺さん、村木さんと稽古しました。小中学生とはお手本を見せるために足を使いましたが、一般の先生方には我慢が効かないで浮いてしまい、随分と打たれました。腹に力を入れてなんとか立て直そうとしましたが、今ひとつの稽古で随分と打たれました。今週末は三道大会に出場予定ですが、今までになく試合が不安です・・・

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