遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

新春のお慶びを申し上げます

2007-01-01 | 田舎の風景など
   



    あけましておめでとうございます。

   元旦より、「遊木民のアトリエ」をご訪問いただきありがとうございます。

   本年も皆様にとって良い年でありますように。


   
   行く年の反省と、来る年の期待を込めてお飾りを作りました。





  御神酒に選んだのは、会津坂下町にある蔵本「曙酒造」の純米酒「天明」。

  それも、もろみを小袋に入れ、フネと呼ばれる古式の圧搾機で、ゆっくりしぼり、香味のバランスの良いといわれる中取りです。

  無濾過の酒ですので、冷暗所での保存が必須です。

  すきっとした爽やかで、コクのある味わいです。




  お正月恒例の「祝い膳」です。

  毎年、元旦は伝統的なお節料理で「祝い膳」を作ることにしています。

  伝統行事を少しでも、次の世代に残せたらという思いからです。

  でも、若い人達のためにローストビーフは定番に加わったようです。





  祝い膳の後かたづけです。

  私の祖父の代から使われている漆器ですので、80年間以上使われている漆器です。

  なかなか漆器に出会うこともない、若い人たちに漆器の扱いを覚えてもらう機会でもあります。

  漆器は日本が誇る工芸品であると共に、非常に堅固な食器でもあります(取り扱いが正しければ)。

  漆器は使ってその良さが分かります。

  取り扱いが適切であれば、百年以上の使用に耐える物です。

  もっと漆器の良さを知って欲しいものだと思います。