チェーンメール

昨夜、友人からのメール。
ペットショップが潰れてしまい、犬の処理に困っている。
貰い手がいないと、保健所に連れて行かれる。
だから誰か貰ってくれる人を探している、という内容だった。
その子も会社の同僚からもらったメールらしいのだが、
チェーンメールを少し疑っていた。
しかし私は同じ内容の話を会社の人から聞いていたので、
同じ店なのだと確信して、友人達数人にメールを送ってしまった。

メールを送った友人の一人から、犬を欲しいという人がいるけれど、
でも、この話ってどうなんだろう？という確認の電話が来た。
私も半信半疑なので、確認してみることに・・・。

会社の人に次の日聞いたら、犬の貰い手が全部見つかったというではないか。
私は、えぇ！？っと思った。
何かおかしいよね。
それで、この話ってメールで来たの？って聞いたら、
その人はメールで知ったのではなく、友人から話を聞いたのだという。

すると、別の友人からメールが入った。
メールに書かれていた電話番号にかけてみたら、
「現在使われていません」の声。
やっぱりチェーンメールだったようだ。

犬の種類、歳、雄雌の区別。
１０匹くらいこと細かく書いてある。
ご丁寧に、連絡先までも（これは結局ウソだったのだが）・・・。
動物の命を一匹でも救おうと、
半信半疑ながらも一生懸命になった人の気持ちを踏みにじるなんて、
全く許せない。
他の内容のメールだったらこんなにも必死になるなんてことなかったのに・・・。
私が連絡した友人達に、本当に申し訳なく思う。

よくよく考えれば、ペットショップで売られている血統書付きの犬達を、
簡単に保健所なんかにやるはずないしね。
あたふたしてメール打ってる人がいるはずだって、
発信元の人は笑っているのだろうか。
天罰よ下れ！！！

でも、命がなくならなかったのは、ホッとしている。
冗談でもやっていいことと悪いことがあるんだよ。
命に関することは、冗談にしちゃいけないと思う。