かえるのへそまげた

めざせ社労士、ときどき言語聴覚士、最終的に百姓。

言語療法(嚥下訓練)を提供する人が言語聴覚士ではないと思うのですが、でも言語聴覚士ってなんだろう

2012-09-02 21:58:56 | STと関係がある話
「言語聴覚士」は国家資格の名称ではあるけど、職業を表す言葉ではないんだけどなぁ-、という話。

言語聴覚士という免許を持ってますよっていうのを国が証明してくれるものが「国家資格」だけど、なんか、ただそれですよ、と自分は思っています。

職業の定義として、
「理学療法を提供する人」→理学療法士さん
「作業療法を提供する人」→作業療法士さん
みたいな感じに、

「言語療法(嚥下訓練)を提供する人」→言語聴覚士

・・・じゃないよね、と、つねひごろ感じてしまうのです。
(そういう違和感を感じている言語聴覚士は少なくないんじゃなかろうか、いや、少なくあって欲しいなぁ・・・とも思っています)

だけど、リハ処方を出す医師、雇った経営陣、上記のリハ職や看護師さんとかだけでなく、もしかすると患者さんやご家族からも「言語療法(嚥下訓練)を提供する人」=言語聴覚士・・・と思われている部分が、あまりに多いんだろうなぁ。



じゃあ、「言語聴覚士ってどういう仕事なんですか」・・・って訊かれても、まだ自分はうまく説明できません。

もし将来、これをうまく説明できるようになっていたとしたら、その頃には素晴らしい「本物の言語聴覚士」になっているか、もしくは「職業人(注:悪い意味で使ってます)の言語聴覚士」になっているか、どちらかだ。

〔おまけ〕
「公務員」っていうのは、職業ではなく、これは立場。

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4 コメント

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違和感 (でかいち)
2012-09-03 16:11:48
違和感というのは嚥下訓練は仕事のごく一部であって、他にいろんな事とをやっているのが実態だからと言うことですか?
それとももっと他のいろんな事をするべきだよと思っているという違和感ですか?
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むすこです (おおひら)
2012-09-03 20:41:47
患者さんが困っていることをよくよく考えてみると、業務内(訓練)のことよりも、業務外(not訓練)のことのほうが大切なんじゃないだろうか、という感じでしょうか。
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Unknown (でかいち)
2012-09-04 13:37:20
その業務外部分で言語聴覚士がなにかできそうなことはありますか?
どんな職業であれ、それぞれがその道のプロフェッショナルだと思うのですが、自分に関わりのある人の人生全てを仕事を通して抱え込むことはできませんよね。
たとえ、日々命と関わっているドクターでも。でも、みんな自分の仕事に誇りを持って一生懸命取り組んでいますよ。
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Unknown (おおひら)
2012-09-04 20:39:43
オフコース、ザッツライト。
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