福島県浪江町議会の6月議会で馬場有(たもつ)町長は12日、東京電力の清水正孝前社長を業務上過失致傷容疑などで6月中にも東京地検に告発することを明らかにしました。一般質問に答えたものです。
馬場町議は、「東電と浪江町との福島第一原発にかかわる通報連絡に関する協定書では、核燃料物質が管理区域外に漏洩したときは、直接または文書で連絡することになっている。しかし、協定の全項目にわたって履行されていない。東電側の責任を明確にする必要がある」と質問しました。馬場町長は「刑事告発の論点整理をし、告発の方向で検討する」と答えました。【2012年6月14日付「しんぶん赤旗」に掲載】
馬場町議は、「東電と浪江町との福島第一原発にかかわる通報連絡に関する協定書では、核燃料物質が管理区域外に漏洩したときは、直接または文書で連絡することになっている。しかし、協定の全項目にわたって履行されていない。東電側の責任を明確にする必要がある」と質問しました。馬場町長は「刑事告発の論点整理をし、告発の方向で検討する」と答えました。【2012年6月14日付「しんぶん赤旗」に掲載】