バスに乗ろうと思ったら、ダイヤ改正で15分程待たされるはめに。
どうせだから駅まで歩こうと思いまして、
今まで行ったことのない道を通って散歩がてら歩いていきました。
途中、うっそうとした緑の中に小手指原古戦場跡の碑がありまして、
なんでも新田義貞の軍勢が鎌倉攻めの折、幕府軍と衝突したのがうちの近くの広大な畑地帯だそうで、
数回の衝突の後、ここで幕府群を退け、結果鎌倉に攻め入り、北条氏を滅ぼしたのだそうです。
ははー、義貞。教科書でしか知らなかったのに、近所で合戦していたとはね。
記念碑の近くに、こんもりと盛り上がった塚がありまして、そこにも行ってみました。
白旗塚と呼ばれていて、源氏の末裔であった義貞が陣を張り、
源氏の印である白旗を掲げた場所と伝えられているそうです。
塚のてっぺんに祠がまつられていて、ちょっとゲゲゲな雰囲気でした。
そうそう、だいたいが「小手指」という地名も義貞が鎌倉を指差したからだとか言われていますし、
配下の者を集め、忠誠を誓わせたという「誓詞橋(せいじがばし)」という橋も近所にございます。
なんだかんだ言って、新田義貞ゆかりの地なんですね。
もうすこし彼を調べてみようという気になりました。