前節の栃木戦で敗れたヴァンフォーレ。J2リーグ戦では泥沼6連敗中ですが、調子の悪いリーグ戦のことは今回一切考えません。リーグ戦と平行して開催されている天皇杯の舞台では快進撃を続けており、これまでJ1クラブとの対戦に3度勝利して準決勝まで勝ち上がっています。天皇杯はトーナメント戦で一発勝負。なにが起こるか分からないので、リーグ戦の結果は良くなくても勝てる可能性はあるヴァンフォーレの奇跡に期待したいですね。
【鹿島アントラーズ】
☆天皇杯成績
2回戦:2-1 新潟医療福祉大
3回戦:3-0 大宮アルディージャ
ラウンド16:2-0 ガンバ大阪
準々決勝:1-0 ヴィッセル神戸
☆予想スタメン
※メンバーとポジション&フォーメーションは実際と異なる可能性があります。
☆準々決勝ハイライト動画
【ハイライト】第102回天皇杯 ヴィッセル神戸 vs. 鹿島アントラーズ |準々決勝
【ヴァンフォーレ甲府】
☆天皇杯成績
2回戦:5-1 環太平洋大
3回戦:2-1 北海道コンサドーレ札幌
ラウンド16:3-1 サガン鳥栖
準々決勝:2-1 アビスパ福岡
☆予想スタメン
※メンバーとポジション&フォーメーションは実際と異なる可能性があります。
☆準々決勝ハイライト動画
【ハイライト】第102回天皇杯 アビスパ福岡 vs.ヴァンフォーレ甲府 |準々決勝
☆アイスの売上を夏と冬で一緒に話をしない
今回天皇杯準決勝で対戦する鹿島アントラーズ。鹿島もヴァンフォーレと同じく最近のリーグ戦では調子があまり良くなく、ここ最近6試合白星がない状態が続いています。しかし指揮官の岩政監督はリーグ戦の不調は天皇杯を勝っているので気にしていないと語るように、今回気持ちを切り替えて臨んでくることが濃厚となっています。特に印象的だったのは、リーグ戦と天皇杯の結果をアイスに例えて「アイスの売上を夏と冬で一緒に話をしない」と独特なコメントを残したこと。奇抜な表現が目立ちますが言っていることは芯を突いており、ヴァンフォーレの吉田監督も同じように思っているはずです。ヴァンフォーレはリーグ戦6連敗中と鹿島よりも深刻なチーム状態にいますが、リーグ戦とはまた違う舞台の戦いと捉え、負けているショックでくよくよしているのではなく気持ちを切り替えてアグレッシブに戦っていくことが一番重要です。ヴァンフォーレは鹿島以上に気持ちの切り替えができているかがこの先の勝機へと繋がっていくと思います。
☆走り勝つ&自信を持って自分のプレーをする
天皇杯の舞台は一発勝負。少なからずこれまでのリーグ戦の流れをどうしても引きずるのは仕方のないことですが、この一戦に全神経を集中させて力を出し尽くす戦いができたら、例えカテゴリーが違っても勝敗の行方は分からないと個人的には思います。一般的に考えたら両チームにはチーム力や個々のレベルの差はあると思うので、ヴァンフォーレは対等に戦うスタートラインに立つためにはまず100%の力をすぐさま出していく準備が必要になってきます。そしてチームには若い選手が多く、技術力に優れており勢いに乗ったら相手はなかなか止められなくなるパワーが潜んでいると思います。今回出場する選手たちは自信を持って自分が得意としているプレーを100%でやりきる姿勢が求められます。先ほども気持ちの切り替えが大事と言いましたが、精神面で相手に後手を踏まずにその気迫を上回って戦えるかが対等に渡り歩く条件でもあり、ヴァンフォーレが勝つための第一歩だと思います。そして相手に走り負けないことも大切。天皇杯準々決勝福岡戦の激闘のなかでみせたような頑張りと底力と粘り&勝利への執念をこの試合でもみせてほしいですね。
☆宮崎選手vs関川選手
試合内容以外で注目される戦いがあります。それはヴァンフォーレ宮崎選手と鹿島の関川選手のマッチアップ。この2人は東京都の多摩地区で育ち、FC多摩ジュニアユースでともにプレーしていた旧知の仲。高校に入って関川選手は流経大柏&宮崎選手は山梨学院高校に進学したため別の道に進むことになりましたが、鹿島とヴァンフォーレに在籍しプロの舞台でお互いに意識して連絡を取り合い、切磋琢磨しているようです。今回の試合で宮崎選手はウイングとして関川選手はセンターバックとして状況的に対峙する場面が出てくると思いますが、お互いのプレーを知り尽くした熱い想いがこもった2人のバトルもまた見ものだと思います。
☆中村選手は出るか?
鹿島には昨シーズンまでヴァンフォーレにいた中村亮太朗選手が在籍しています。ヴァンフォーレには2020年と2021年の2シーズン在籍していましたが、そこでの活躍が認められてJ1の強豪クラブに引き抜かれるかたちで移籍。加入初年度の今シーズンはし烈なポジション争いで揉まれながら自身の成長に努め、これまでリーグ戦で12試合出場と1年目としてはまずまずの存在感を示しました。いくら天皇杯と言えども舞台は準決勝なので、今の鹿島で主力とは言えない中村選手が試合に出ることは厳しいかもしれませんが、ベンチメンバーに割って入って途中からでもピッチに登場してくるシーンが見たいですね。ヴァンフォーレにいた頃よりもどれだけ成長しているのか、もし彼が出場してくれたら個人的に嬉しいしプレーを見るのが楽しみですね。
☆最後まで諦めない気持ち
リーグ戦などで普通に戦えば今のヴァンフォーレの現状を踏まえても実力差は大きく、10試合戦って8試合は負けてしまう相手だと思います。しかし天皇杯のような一発勝負のカップ戦ではそれ以外の2試合の割合を引き当てるケースがこれまでの過去の試合でも多々みられています。リーグ戦では戦術の不安が露呈されていますが、綺麗にうまく戦うというよりも気持ちでガツガツ押していくような戦いをヴァンフォーレの選手にはみせてほしいですね。
走り勝つ&自信を持って自分のプレーをする&最後まで諦めない強い気持ちを相手よりも強く発揮して全力を出し切り、あとは勝敗の神様の天命を待ちましょう。
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【鹿島アントラーズ】
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2回戦:2-1 新潟医療福祉大
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ラウンド16:2-0 ガンバ大阪
準々決勝:1-0 ヴィッセル神戸
☆予想スタメン
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【ヴァンフォーレ甲府】
☆天皇杯成績
2回戦:5-1 環太平洋大
3回戦:2-1 北海道コンサドーレ札幌
ラウンド16:3-1 サガン鳥栖
準々決勝:2-1 アビスパ福岡
☆予想スタメン
※メンバーとポジション&フォーメーションは実際と異なる可能性があります。
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【ハイライト】第102回天皇杯 アビスパ福岡 vs.ヴァンフォーレ甲府 |準々決勝
☆アイスの売上を夏と冬で一緒に話をしない
今回天皇杯準決勝で対戦する鹿島アントラーズ。鹿島もヴァンフォーレと同じく最近のリーグ戦では調子があまり良くなく、ここ最近6試合白星がない状態が続いています。しかし指揮官の岩政監督はリーグ戦の不調は天皇杯を勝っているので気にしていないと語るように、今回気持ちを切り替えて臨んでくることが濃厚となっています。特に印象的だったのは、リーグ戦と天皇杯の結果をアイスに例えて「アイスの売上を夏と冬で一緒に話をしない」と独特なコメントを残したこと。奇抜な表現が目立ちますが言っていることは芯を突いており、ヴァンフォーレの吉田監督も同じように思っているはずです。ヴァンフォーレはリーグ戦6連敗中と鹿島よりも深刻なチーム状態にいますが、リーグ戦とはまた違う舞台の戦いと捉え、負けているショックでくよくよしているのではなく気持ちを切り替えてアグレッシブに戦っていくことが一番重要です。ヴァンフォーレは鹿島以上に気持ちの切り替えができているかがこの先の勝機へと繋がっていくと思います。
☆走り勝つ&自信を持って自分のプレーをする
天皇杯の舞台は一発勝負。少なからずこれまでのリーグ戦の流れをどうしても引きずるのは仕方のないことですが、この一戦に全神経を集中させて力を出し尽くす戦いができたら、例えカテゴリーが違っても勝敗の行方は分からないと個人的には思います。一般的に考えたら両チームにはチーム力や個々のレベルの差はあると思うので、ヴァンフォーレは対等に戦うスタートラインに立つためにはまず100%の力をすぐさま出していく準備が必要になってきます。そしてチームには若い選手が多く、技術力に優れており勢いに乗ったら相手はなかなか止められなくなるパワーが潜んでいると思います。今回出場する選手たちは自信を持って自分が得意としているプレーを100%でやりきる姿勢が求められます。先ほども気持ちの切り替えが大事と言いましたが、精神面で相手に後手を踏まずにその気迫を上回って戦えるかが対等に渡り歩く条件でもあり、ヴァンフォーレが勝つための第一歩だと思います。そして相手に走り負けないことも大切。天皇杯準々決勝福岡戦の激闘のなかでみせたような頑張りと底力と粘り&勝利への執念をこの試合でもみせてほしいですね。
☆宮崎選手vs関川選手
試合内容以外で注目される戦いがあります。それはヴァンフォーレ宮崎選手と鹿島の関川選手のマッチアップ。この2人は東京都の多摩地区で育ち、FC多摩ジュニアユースでともにプレーしていた旧知の仲。高校に入って関川選手は流経大柏&宮崎選手は山梨学院高校に進学したため別の道に進むことになりましたが、鹿島とヴァンフォーレに在籍しプロの舞台でお互いに意識して連絡を取り合い、切磋琢磨しているようです。今回の試合で宮崎選手はウイングとして関川選手はセンターバックとして状況的に対峙する場面が出てくると思いますが、お互いのプレーを知り尽くした熱い想いがこもった2人のバトルもまた見ものだと思います。
☆中村選手は出るか?
鹿島には昨シーズンまでヴァンフォーレにいた中村亮太朗選手が在籍しています。ヴァンフォーレには2020年と2021年の2シーズン在籍していましたが、そこでの活躍が認められてJ1の強豪クラブに引き抜かれるかたちで移籍。加入初年度の今シーズンはし烈なポジション争いで揉まれながら自身の成長に努め、これまでリーグ戦で12試合出場と1年目としてはまずまずの存在感を示しました。いくら天皇杯と言えども舞台は準決勝なので、今の鹿島で主力とは言えない中村選手が試合に出ることは厳しいかもしれませんが、ベンチメンバーに割って入って途中からでもピッチに登場してくるシーンが見たいですね。ヴァンフォーレにいた頃よりもどれだけ成長しているのか、もし彼が出場してくれたら個人的に嬉しいしプレーを見るのが楽しみですね。
☆最後まで諦めない気持ち
リーグ戦などで普通に戦えば今のヴァンフォーレの現状を踏まえても実力差は大きく、10試合戦って8試合は負けてしまう相手だと思います。しかし天皇杯のような一発勝負のカップ戦ではそれ以外の2試合の割合を引き当てるケースがこれまでの過去の試合でも多々みられています。リーグ戦では戦術の不安が露呈されていますが、綺麗にうまく戦うというよりも気持ちでガツガツ押していくような戦いをヴァンフォーレの選手にはみせてほしいですね。
走り勝つ&自信を持って自分のプレーをする&最後まで諦めない強い気持ちを相手よりも強く発揮して全力を出し切り、あとは勝敗の神様の天命を待ちましょう。
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