ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと18年目を迎えました。ヤングパワー炸裂!

鹿児島ユナイテッドFC戦見どころ紹介

2019-03-08 | Weblog
2日にアウェーで行われた第2節レノファ山口戦に5対2で勝ち、今シーズン初勝利を飾ったヴァンフォーレ。J1昇格を目指していくためにはシーズン中勝ち続けなければいけません。次の対戦もアウェー戦。過酷な敵地3連戦を良い状態で乗り越えるべく、鹿児島からの挑戦を堂々と受けて立ちたいですね。


【鹿児島ユナイテッドFC】
◇今シーズン成績◇
1勝1敗(勝ち点3) 10位
◇注目選手◇
ハン・ヨンテ選手、中原秀選手、ウイリアン選手
◇予想スタメン◇

※メンバーとポジション&フォーメーションは実際と異なる可能性があります。

◇前節の試合ハイライト◇
【公式】ハイライト:京都サンガF.C.vs鹿児島ユナイテッドFC 明治安田生命J2リーグ 第2節 2019/3/2



鹿児島の基本フォーメーションは4-1-4-1。選手時代は磐田や札幌で活躍し、2016年から率いていたFC琉球では攻撃的サッカーの基礎を作り上げて昨シーズンJ2昇格を成し遂げたキム・ジョンソン監督が、今シーズンから鹿児島の指揮官に電撃就任。琉球でやっていた攻撃サッカーを鹿児島でも継承し、恐れずに積極的に前に仕掛けていくアグレッシブなスタイルを築き上げようとしています。

鹿児島のキープレーヤーはハン・ヨンテ選手&中原秀選手&ウイリアン選手の3人。まず1トップに入る22歳のハン・ヨンテ選手ですが、松本山雅からの期限付き契約で今シーズン鹿児島にやってきた選手。182cmという体格を活かして多少の相手からのプレスでは当たり負けしない強靭なフィジカルを誇っており、体をうまく使ったポストプレーで前線の起点になれます。またマークを外す動きも巧みで、混戦状態を抜け出す術も持っています。しかも開幕戦と第2節と2試合連続ゴール中と波に乗っており、このような若い選手が調子に乗り出すと手がつけられなくなりそうですね。中原秀選手は4-1-4-1の守備と中盤を繋ぐアンカーのポジションに入り、主に試合の組み立てを任される機会が多い選手。彼にプレッシャーをかけずに自由にゲームメークされると試合の主導権争いで後手に回ってしまいます。また開幕戦で2ゴールを奪い徳島撃破の主役となった機を見計らった攻撃参加にも注意が必要だと思います。そして3人目のウイリアン選手は190cm・85kgとゴール前に立ちはだかる巨漢ブラジル人ディフェンダー。クロスボールを跳ね返す高い壁となり、攻守の場面で絶対的な空中戦の強さを発揮するので、ヴァンフォーレはただ単にゴール前に放り込む攻撃ではなく、少し工夫したアプローチの仕方が必要になってくると思います。あとセットプレー時には攻守において彼にヘディングされないように心がけたいですね。


【ヴァンフォーレ甲府】
◇今シーズン成績◇
1勝1分け(勝ち点4) 4位
◇注目選手◇
曽根田選手、佐藤和選手、ジュニオールバホス選手
◇予想スタメン◇

※メンバーとポジション&フォーメーションは実際と異なる可能性があります。

◇前節の試合ハイライト◇
【公式】ハイライト:レノファ山口FCvsヴァンフォーレ甲府 明治安田生命J2リーグ 第2節 2019/3/2



ヴァンフォーレの基本フォーメーションは3-4-2-1。今シーズンのこれまでのヴァンフォーレは、守備面をしっかりと締めつつ前線のピーターウタカ選手をターゲットにシンプルで素早い攻撃を展開し、それが功を奏して山口戦では得点を多く取れました。もちろんうまくいっているかたちは滅多なことがない限りは変えなくて良いのですが、攻撃方法がシンプルなだけにヴァンフォーレに対する相手の対策もこれからしやすくなると思います。鹿児島戦ではこの攻撃戦術を基本として、さらに違う攻撃バリエーションをみせていきたいですね。

ヴァンフォーレの注目選手は曽根田選手。鹿児島はネームバリューのあるウタカ選手やドゥドゥ選手を特に警戒してくると思われ、そちらにマークを集中することが想定できるので、彼らが相手のマークを引きつけておいて比較的プレッシャーが緩くなる逆のエリアを有効に突いていきたいところ。その攻撃の中心が曽根田選手。プレスがキツくないときや前方にスペースがあるときは彼が積極的に突破を仕掛けていって良いと思います。右ウイングバックに入る武岡選手も曽根田選手と協力しながら右サイドの攻撃に参加し、突破しやすくなるようなサポートを行ってほしいですね。そしてジュニオールバホス選手。ベンチスタートが続いている彼はチームにとってはスピードで違いを生み出すことができる貴重な‘ジョーカー’となりますが、本人にとっては少ない時間で結果を出したい気持ちが強すぎるくらいにピッチ上に出ています。前節の山口戦では相手に囲まれている状況でも、ドリブル突破を狙っていくなど強引なプレーが数多くみられていました。味方選手もバホス選手にボールを預けるとチームプレーをしてくれないので、かなり苦労していたと思います。もちろん途中出場なのでFWとしてゴールを奪う仕事が第一なのですが、比率的に3割くらい突破とは違うプレーを織り混ぜたら相手マークの注意が散漫して彼のスピードがより活きてくると思います。今回彼が平常心で冷静なプレーできるかも注目して見たいですね。


鹿児島はホームの利を活かし、チャレンジャーとしてJ3で2位となった自分たちのスタイルで勇敢に挑んでくると思います。まずヴァンフォーレはその勢いに押されないことが重要。激しいプレスや果敢な仕掛けを真正面で受けないように、ここに預けておけばひとまず安心という落としどころをいち早く見つけるべきです。その後試合展開が落ち着いてきたら経験の差や選手個々のレベル差からヴァンフォーレの時間が作れると思うので、ウタカ選手を攻撃の起点としてそこからドゥドゥ選手や曽根田選手が絡むスピーディーで迫力のある攻撃を展開してもらいたいですね。落ち着いて冷静に試合を進めることができれば負けない相手ではないので、数多くやってくる決定機を確実にモノにしてぜひとも勝利を収めてほしいと思います。




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