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佐々木豊プレゼンツ:トップ1%を目指すあなたへ「体脂肪コントロール講座」&「稼げるトレーナー・コーチ養成講座」ブログ

試合に必要な体力を作る! 

2006年11月01日 | あなたもダイエットの天才になれる「体脂肪コントロール」
さて、トレーニングと休養のリズムの話をしました。



次は もう少し具体的に ランニングで試合に必要な体力をどうやってつける
のか?を説明しましょう~






この話の前に 前置きがあります。
ここでは「試合に勝つために必要なトレーニングとは何か?」を説明してますが、
何の試合? 

サッカーでもバスケットでも野球でもなく 格闘技に絞ってます。

しかも、5分を2ラウンドとか、3ラウンド戦う総合格闘技や 3分を数ラウンド
戦うキックボクシングやボクシング競技、5分が試合のサンボや柔道競技者
が試合に必要な体力をどうやってトレーニングするか?の内容ですので間違い
のないように



試合で必要な体力をランニングで獲得するためにやる事! やってはいけない事!


 

試合2ヶ月前からは長い距離を走らないこと! 
試合2ヶ月以前は長い距離を走ること!






5分の試合時間に必要な体力を ランニングで作るなら 5分間全力疾走
できる体力!  5分2ラウンドなら 5分全力疾走した後に 1分間休憩
してから また5分間全力疾走できる体力です。


60分間走りぬく体力を準備して試合に出たら 試合ではその体力でしか戦え
ないです。

あなたは 60分間全力で走るスピード と 5分間全力で走るスピードはどっち
が速いですか?


5分間を全力で走るスピードの方が速いでしょ?


5分間の試合の準備として 5分間全力出し切るトレーニングこなしたら
5分間の試合で100%の体力を使い切る準備ができてるといえます。

でも、60分間(長い距離を)走るトレーニングを重ねてきたなら、5分間の試合
の中で10%以下の体力しか使えなく 90%以上は出し切れないまま 試合
を終えて、「まだ 余力があるのに 体力を使いきれなかった」と悔やむことになり
ます。(実際はここまでは極端ではないが、比較しやすいように数字を使ってます)



ぼくの場合は 1300mを5分で走りきることを 一つの目標にして ランニング
のトレーニングを行いました。

このトレーニングを軸に 5分間の中でのランニングのバリエーションを加えていきます。
試合は 同じペースで戦い続けることはないので メリハリをつけるのです。


例えば、800m走を 2分45秒を目標に走ります。 その後30秒軽いジョギング
さらに → 15秒ダッシュ → 30秒ジョギング → 15秒ダッシュ → 30秒ジョ
ギング → 15秒ダッシュ  合計5分のランニングメニューです。


逆パターンも有効です。

最初に40秒ダッシュ → 20秒ジョギング → 20秒ダッシュ → 40秒ジョギング 
40秒ダッシュ → 20秒ジョギング 最後に800mを3分を目標にエネルギーを
使いきります。 



試合まで2ヶ月を切る頃からは長い距離を走らずに あくまでも 自分の競技の試合
時間にこだわった トレーニングメニューを組み立てていきます。

ランダムにダッシュしたり 坂道を走るだけでは 試合に必要な体力からズレてしまい
ます。 あくまでも試合時間内で緩急をつけたランニングで、しかも体力を使い切る
ことを目標にします。 このトレーニングで余力があったら反省します。







そして、このトレーニングをこなすための土台が 試合2ヶ月以前のトレーニングで
作ります。 一般的に 基礎体力作りといわれてる部分です。


ここで、しっかり心肺機能のベース(有酸素能力)を作ります。
ぼくの場合は 心拍数を1分間に150に設定し、その心拍数をキープしたまま
12kmを60分で走ることを目標にしました。

つまり、時速12kmです。 そんなに速くないと思いますが、心拍数が150以下
という条件つきです 心拍数160で 時速12kmで60分走っても 有酸素能力
は十分といえません。


そして、この目標に達したら 基礎体力が出来上がったと 判断し、それ以上の
能力は求めず、 上に書いた 試合時間でのランニングメニューにシフトします。


これの目安が 試合2ヶ月ということす。


基礎体力が早い時期に出来上がったら 試合まで2ヶ月を切ってなくても、試合
時間に設定したランニングトレーニングに移行します。


試合まで2ヶ月を切っても 基礎体力が目標に達してないときは 基礎体力の
目標100%以下でも 試合時間設定ランニングトレーニングに移行します。


こうやって、その時期 その時期に合わせて トレーニングを変化させながら 試合
に必要な体力を作っていきます。


こう考えてみると、基礎体力作りの段階のまま 試合に出る選手が多いことに
気付くでしょう~



このシステムの中で、前回説明した トレーニングと休養のリズムを自分の感覚
で作っていくのです。
 






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