中野みどりの紬きもの塾

染織家中野みどりの「紬きもの塾」。その記録を中心に紬織り、着物、工芸、自然を綴ります。

「紬の会―自然を着る」秋冬コレクションより ①

2015年10月10日 | 紬の会

工房の桜の木の木漏れ日が部屋の中まで差し込むようになってきました。
織り上がった桜染の帯2本をその午前中の光の中で撮影しました。
秋の光の中で糸も色も落ち着いた輝きを放っていました。


以前のブログにも書きましたが絹糸は断面が三角形のせいでしょyか、また節糸や真綿から紬いだ糸の毛羽のせいでしょうか、ガラスの粉を撒いたかのように表面が輝きます。
写真では伝えられないのですが、直射を糸の毛羽に当てると見えると思います。
特に糸の立体感を残した扱いをするとその兆候は大きいように思います。
歓声を上げてしまうほど本当に綺麗です。自然のなせる技です。


柿の木の紅葉の木漏れ日も美しいです。

若い頃には秋は肌寒くなり、日が暮れるのも早くてあまり好きではなかったのですが、歳のせいかだんだん寂しさも冬に向かっていく厳しさも受け入れられるようになってきました。

秋の豊かな実りを楽しみつつ一年の締めくくりを迎えたいと思います。

さて画像の吉野格子帯などを中心とした秋冬コレクションの「紬の会」を11月初旬から中旬にかけて行います。

会場は櫻工房ですが、11月2日、3日は駿河台の山の上ホテルでプレヴューも行います。
ぜひご覧ください。

詳細はHPをご覧下さい。
またブログでもお知らせいたします。






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