制作好房

初志貫徹 ~志無くして進歩なし

曳山回顧(平成5年古川町)

2014年07月04日 12時41分42秒 | 土崎港曳山祭り
※ あくまでも個人の感想ですので悪しからず。
※ 人以外に「さん」をつけるのは誤りと気づいたので今後町内敬称省略します。


家で置き山を作って電車の中でブログを書く毎日。(職場に持ち込んでるかどうかは想像にお任せします)
まあ楽しい。


本日は平成5年の古川町です。


外題
「仇討ち天晴れ 虹の橋立」

毛利家お膝元、吉川と並び毛利両川のひとつである小早川家の剣術指南役を巡り、
岩見重太郎の父・重左衛門は廣瀬軍蔵と試合をする。
※ この山車の札は廣瀬権蔵となっていますが、廣瀬軍蔵とその仲間の成瀬権蔵が混同してしまったものと思われます。
(調べても見つけられませんでした)

この試合で廣瀬軍蔵は敗れるが、腹いせに重左衛門を闇討ちにする。
これに怒った息子の重太郎が軍蔵を仇討ちするという話。らしい。

そして決闘の時、卑怯な軍蔵は仲間の若者を見学と称して連れてきていた。
最初から1対1の勝負などする気はなく、大勢で重太郎を打ちのめす為である。
それに対し重太郎は果敢に奮闘するが所詮は多勢に無勢。
徐々に劣勢になっていく。
むむむっ


しかしそこに2人の救世主が現れる。
一人はあの塙団右衛門直之。(去年の穀保町、新城町で主役)
一人は現在大河ドラマ「軍師官兵衛」で一旦姿を消している後藤又兵衛。(一昨年の将軍野三区でヤラレ)
この二人の活躍もあって、岩見重太郎は本懐を遂げる。

岩見重太郎はかなりのヒーローだったようで、
軍蔵を探し全国行脚している時にヒヒ退治をしたなど、色々な逸話が残っているようです。
ヒヒ退治は以前、旭町一区の外題で話題を集めましたよね。


場面に夢中になって人形のこと忘れてました。
この攻撃人形好きです。顔、動き、筋肉、いい感じです。
これが乗ったらほとんど成功しますよね。
逆に人形が良い時は奇をてらうと失敗することが多い気がします。
いかに人形で見せるか、去年の下酒田町かなり好きです。

この時もヤラレの顔はかっこよくありませんが
動きのあるスタイルが功を奏してか、全体的に動きがあっていい感じに躍動感があります。
後ろの人形もいい感じに目線が合ってていい空気作ってますね。


見返し
「どでかいぞ出船入船見上げるタワー」

セリオンですね。
おなじみ、雲板さんの外題集を見ると昔は見返しに解説がついていたようですが、
これってしおりに書いていたんでしたっけ?
またこの解説欲しいですね。



当方HP↓(写真の人形と関係ございません)