こんんばんは
王子です。8王子です。8です。
昨日の早朝にツールドイスカンダルより戻りました!
UCIアジアツアー2クラスで3日間のレースでした。
イスカンダル、実は初めて聞く地名でした。宇宙戦艦ヤマトのイスカンダルではありません!
マレーシア第2の都市らしいのですが、全く知識なく出発。
行って見てからネットでどんなところか調べる派ですw
シンガポールと橋でつながっていて2000年前半からマレーシア政府が土地の狭いシンガポールからの機能移転を目指して開発している地域でした。
投資の対象としてマンションが大量に建ったり、と日本でも一部の人にはメジャーなところらしいです。
レゴランドがあったり、サンリオの施設があったり。
色々ビミョーな写真だけどw
レース前日に回復走にキナンさんと!
今回はお互いに日本人だけの出走なので、翌日から楽しみでした。
さぁ、レーススタート。3日間!
初日
2クラス特有の弱い選手と強い選手が混ざる、なんとも不安定なアタック合戦の後、強力な逃げ集団が形成され、皆で追走!
が、思惑が合わなかったり、単純に弱い選手がいたりで追いつかなかった。まぁ逆に言うと前にいればチャンスレースなんですけどね。
3名が先頭でゴール。
集団もゴール前5キロで低速なのに15秒ほど割れてしまったり。。
第2ステージ。
ミーティングでは「失敗ではあるが、逆に言うと明日以降も簡単にひっくりかえるぞ」とモチベーション高くスタート。
暑いがタイで慣れているし、そこそこ動く。
強いメンバーが先行してしまうが、さすがは2クラス!不安定な集団は早い段階で吸収、またもアタック合戦。
山岳ポイントが5分も登らなかったので、ガンガン動いていたら、その後に山岳ポイントの5倍は登ってるアップダウンに突入!
タイミング悪く乗り遅れてしまう。。
最悪だ。
追走には飛び出たのだが、一緒に飛び出したメンバーがアホすぎて、先頭交代のたびにスプリント。本当にアホだ。
普段聞かないような国のナショナルチームだったり、新しくできたチームの選手だったり。。
本当にひどくて、追いつくハズがなく、終了。
遅れ集団にはサポートカーもいなくて、1時間以上飲み物無しで走行。リタイヤしようとしたら、キナンさんの陣大久保氏がどこかのチームカーにもらったと言う水を分けてくれた!!
仏や!!
と言うことで、命からがらゴール。
ゴール後、内間の康平選手が総合2位に浮上したとの知らせが!
第3ステージ。
ラストステージにして、内間選手の総合をアップ&キープを目指すレース。
1位と3位が同チームで、どちらも2秒以内の接近バトル。
逃げを行かせて集団の先頭に陣取り安定化を計る。
守りに入った形だが、集団があまりにも不安定で、攻撃を受ける可能性も高かったための行動でした。
悩ましい状況だったけど、2分で集団コントロール。
普通は他のチームの方が先頭を引くプライオリティは高かったけど、ダメなチームが多すぎて仕方ない状態。
短いレースだし、間違いが起こると取り返しがつかなくなってしまうので。
ゴール前20キロは大雨で何も見えなくなり、落車もチラホラで、運に任せて集団ゴール。
無事に総合2位をゲットしました。
2クラス特有の謎な展開も多かったですが、それゆえにチャンスも転がっているし、日本人だけで集団をコントロール出来たり、勉強になったり、ステップアップするには最適なレースでした。
そして総合2位は惜しい反面、とても大きな成果です。
スタッフも含め、メンバー全員が力を合わせて得た成果は最高です!
この調子で皆で高め合って次のレースに備えたいと思います。
国内でJPT群馬を走り、そのあとはツールドスリランカの予定でしたが、残念ながら変更となる可能性が高いです。
マレーシアでもレース後2日間の滞在で、街を散策したり練習したりと楽しんではいますが、絶対に気を抜いてはいけません。
事故もそこらじゅうで起きているし、自転車なんて1台もいないし、道路が自転車が走る前提でなかったり。
買い物も楽しいけど、ボッタりくやスリ等に注意が必要です!
って言うフリからのこの写真!
海外に行くからこそ気がつく日本の良さや逆に生きにくい環境。
色々吸収しながら楽しく辛い自転車選手人生を継続していきます!