ささやんの天邪鬼 座右の迷言

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

キシダ君はホラ吹き男なのか

2021-10-12 11:45:01 | 日記
けさの新聞で、次の記事を見た。

「岸田文雄首相は10日午前、フジテレビの討論番組で、株式配当などの金融所得への課税強化について、『当面は金融所得課税に触ることは考えていない』と発言した。自民党総裁選では、格差是正につながるとして金融所得課税の見直しを打ち出していたが、軌道修正した。
首相は番組の中で、金融所得課税の見直しについて『総裁選挙のときに挙げた一つの選択肢』としたうえで、『そこばかり注目されて、すぐやるんじゃないかという誤解が広がっている。これはしっかり解消しないと、関係者に余計なこの不安を与えてしまう』と語った。」
(朝日新聞DIGITAL 10月10日配信)

この記事を見て、私はすぐさま「やるやる詐欺」を連想し、それからイソップの「ホラ吹き男」の寓話を思い出した。岸田首相がこう言っているように聞こえたからだ。

「金融所得への課税強化は、そのうちやります。きっとやります。ただ、それは今ではない。やるのは、条件が整った時です。その時がくれば、必ずやります。」


イソップの「ホラ吹き男」は、こんなふうに吹聴する。
「俺はロードス島で、とてもすごい跳躍をしたんだぞ。信じないかもしれないけど、見ていた人に聞けばわかる。」

この話の面白さは、聴衆の一人がこう返したことにある。
「よし、わかった。その話がホントなら、さあ、ここがロードス島だ。跳んでみせてくれ!」

私もこの男と同様に、こう言いたかったのである。
「よし、わかった。その話がホントなら、さあ、今がその時だ。金融所得への課税強化とやらを、今すぐやってみせてくれ!」

「ホラ吹き男」のことを、今は「口だけ番長」と言うらしい。



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