ささやんの天邪鬼 座右の迷言

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

米朝首脳会談 さてさてどうなる

2018-06-11 12:05:56 | 日記
今いちばん面白いと思うのは、米朝首脳会談のネタである。トランプ米大
統領と金正恩党委員長との直接会談から、さてさていったい何が飛びだす
のか、だれもが知りたいと思っているに違いない。私も同じである。

ただ、今のところ我々が知り得るのは、細々とした断片的な2、3の事実
だけ。きのうの夕方、金正恩が(中国のチャーター機を使って)シンガ
ポールに到着したこと、その後、トランプが専用機エアフォース・ワンで
シンガポール入りしたことなどである。会談のゆくえをうかがわせるよう
な、両首脳の心理の機微にふれる情報は、一般人たる我々野次馬には伝え
られない。

野次馬の一人である私としては、ネットの森を渉猟してネタを漁るしかな
いが、きょうは夕刊フジの情報サイト「zakzak」が興味深い話を提供して
くれている。一つは《北恐れる…「死神」ボルトン氏が米朝会談に参戦へ
 「ボルトン外し」国務省との主導権争いか》、もう一つは《北が拉致幕
引きへ謀略工作 永田町に「特定失踪者、数人の帰国」情報 加賀孝英氏
「だましの手口は許されない」》である。

はじめの記事によれば、米政権内では「ボルトン外し」が進んでいたが、
そのボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が「復権」をはた
し、シンガポールでの会談に参加する見通しだという。ボルトン米大統領
補佐官は、北朝鮮の非核化をめぐって強硬な姿勢を崩さず、北朝鮮から
「死神」と恐れられている人物である。米朝会談を穏便に運びたいトラン
プ政権が彼を外しにかかったが、そこはボルトン、米国務省との主導権争
いの末、排除の圧力をはねのけてようやく復権をはたし、今度の会談にも
参加する見通しだというから、会談のゆくえは二倍も三倍も興味深いもの
になってきた。

また、もう一つの記事は、拉致問題をめぐる新たな動きを伝えている。そ
れによれば、「北朝鮮が(拉致被害者とは異なる)特定失踪者を数人、日
本に帰国させることで、拉致問題の幕引きをはかろうとしている」という
情報が、永田町に流れているという。これはしかし、北朝鮮の常套手段で
ある「だましの手口」だから、くれぐれも用心しなければならないという
のである。

たしかに、これは大いにあり得ることだ。待望の横田めぐみさんは返され
ないまま、代わりに(日本政府が拉致被害者として把握していなかった)
数名が引き渡される。「これが我々の精一杯努力した結果です。これ以上
は無理です」というわけだ。

トランプ大統領の口利きによって安倍首相と北のドンとの直接会談が実現
したとしても、その結果がこれでは話にならない。我が安倍首相も、こん
なことで幕引きができるとは考えないだろう(と思いたい)。北朝鮮の
「だましの手口」にのせられ、経済支援の大枚だけむしり取られるとすれ
ば、それこそ「国益を損なう」ものではないか。
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