関心のアンテナを張りながらネットの森を散策していると、思わぬ獲物が網にかかることがある。きのう本ブログで、私は福島原発事故に伴う海洋汚染水の問題をとり上げた。私がそのような関心を持たなければ、以下の記事が私の目に入ることはなかっただろう。「福島原発事故の影響はどうか? 海洋汚染水の問題はどうなのか?」 そういう関心をもって読むと、たしかにこの記事には、けして疎かにできない重大な現実が示されているのである。
「原発をめぐって、心配なことが相次いで報じられています。
ひとつは、東京電力が、福島第一原発で事故を起こした建屋などから発生する汚染水をためるタンクが、2022年夏ごろに満杯になる見通しを明らかにしたことです。増え続ける汚染水を原発敷地内でタンクを増設してしのいできましたが、タンクをつくる敷地の確保が難しいということで、満杯になる時期が示されたのは初めてです。
経済産業省は、今月の小委員会で、海洋放出などの案に加えて、汚染水を敷地外などに長期保管する新たな案も示す、とのこと。地元の漁業関係者などは、海への放出による風評被害を懸念していて、丁寧に進める必要があると思います。
新たな案としては、数十年以上保管して自然に放射線量が減ることを待つことなどを想定している、ということです。」
(BLOGOS 8月15日配信《原発をめぐって 処理水、安全対策費など》)
この記事の筆者は小宮山洋子氏。記された事実について、そのソースを一々示してはいないが、氏はNHKの解説委員を務めた経歴を持つ。いい加減なことを書いているようには思えない。
今も増え続ける原発の汚染水。それをためるタンクがもうすぐ満杯になるとは、私には初耳だった。経産省は、汚染水を原発の敷地外などに長期保管し、自然に放射線量が減ることを待つ案を検討しているようだが、問題になる放射性物質・トリチウムの、その半減期は約12年とか。含有量が基準値以下になるまで、はたして何年かかるのか。
それだけではない。保管候補地の選定作業も難航が予想され、いずれにしても、この案による問題解決は、まだまだ先の気の長い話である。
こういう話を聞いて、韓国政府はさぞほくそ笑むことだろうが、聞くところによれば、韓国政府も日本と同様、原発推進政策をとっている。原発事故の後遺症に悩む日本の姿を知り、韓国の国民が「原発反対!」と挙って叫ぶようにならなければ良いのだけれど。
「原発をめぐって、心配なことが相次いで報じられています。
ひとつは、東京電力が、福島第一原発で事故を起こした建屋などから発生する汚染水をためるタンクが、2022年夏ごろに満杯になる見通しを明らかにしたことです。増え続ける汚染水を原発敷地内でタンクを増設してしのいできましたが、タンクをつくる敷地の確保が難しいということで、満杯になる時期が示されたのは初めてです。
経済産業省は、今月の小委員会で、海洋放出などの案に加えて、汚染水を敷地外などに長期保管する新たな案も示す、とのこと。地元の漁業関係者などは、海への放出による風評被害を懸念していて、丁寧に進める必要があると思います。
新たな案としては、数十年以上保管して自然に放射線量が減ることを待つことなどを想定している、ということです。」
(BLOGOS 8月15日配信《原発をめぐって 処理水、安全対策費など》)
この記事の筆者は小宮山洋子氏。記された事実について、そのソースを一々示してはいないが、氏はNHKの解説委員を務めた経歴を持つ。いい加減なことを書いているようには思えない。
今も増え続ける原発の汚染水。それをためるタンクがもうすぐ満杯になるとは、私には初耳だった。経産省は、汚染水を原発の敷地外などに長期保管し、自然に放射線量が減ることを待つ案を検討しているようだが、問題になる放射性物質・トリチウムの、その半減期は約12年とか。含有量が基準値以下になるまで、はたして何年かかるのか。
それだけではない。保管候補地の選定作業も難航が予想され、いずれにしても、この案による問題解決は、まだまだ先の気の長い話である。
こういう話を聞いて、韓国政府はさぞほくそ笑むことだろうが、聞くところによれば、韓国政府も日本と同様、原発推進政策をとっている。原発事故の後遺症に悩む日本の姿を知り、韓国の国民が「原発反対!」と挙って叫ぶようにならなければ良いのだけれど。
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