ささやんの天邪鬼 座右の迷言

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

家なきさすらいの医師は今

2019-01-13 11:03:09 | 日記
きのうは読売新聞が力を入れる「小さな物語」についてふれた。きょうの読売新聞は、シリーズ「ネットの先に」のNo.8 として、全国を流離(さすら)う「フリーの医師」の生き様を取りあげている。2016年に東京都内の医大を卒業した中村さん(29)。家を持たず、ネットの民泊仲介サイトで見つけた宿を転々としながら、北海道から九州まで渡り歩く。リュックには白衣と聴診器が入っている。

地方には医師不足に悩む医療機関が山ほどある。スマホでネットが利用できれば、勤め先には事欠かない。いずれはどこかに定住するつもりだが、「自分はどこでどう働きたいのか」がまだ見えない。それがはっきりするまで今の生活を続け、ネットでつながった様々な人たちと交流を重ねてみようと思っている。


ネット時代の漂泊者とは、こういう人をいうのだろう。この「小さな物語」を読みながら、私は、浮世の柵(しがらみ)から身も心も解き放たれる思いがした。中村さんのような漂泊者には、きっと政治も憲法も関係ないのだろう。もう少し(ではないか!)若かったら、私もこういう生き方に憧れたかも知れない。

とはいえ、政治によって憲法が改変され、日本が戦争に巻き込まれることになれば、漂泊者の中村さんだってその渦に飲み込まれないわけには行かない。複雑な思いを否めない私がいた。そんなことを考えさせられた、きょうの読売新聞の記事である。
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