ささやんの天邪鬼 座右の迷言

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

どうした立憲民主党

2019-01-10 14:04:55 | 日記
次の国政選挙はいつなのか。それは参院選なのか、衆院選なのかーー。そんなことも知らないド素人の天邪鬼爺なのだが、一つ気になっていることがある。ほかでもない、立憲民主党のことである。聞くところによれば、この立憲民主党に、「無所属の会」の6人が合流するという。私が気掛かりなのは、この6人の中にN議員が含まれていることである。N議員といえば、かつては自民党田中派(竹下派)の衆院議員として建設相を努め、一時期、権勢をふるったものの、その後、ゼネコン汚職に絡んで自民党から離党を余儀なくされ、有罪判決によって失職した、浮き沈みの激しい経歴の持ち主である。

片や立憲民主党といえば、枝野幸男氏が中心となり、(希望の党に入れてもらえなかった)旧民進党のリベラル系衆院議員を寄せ集めて結成した、護憲が売り物の新政党である。その立憲民主党がなぜ「無所属の会」の6人を受け入れるのか。〈力への意志〉の実現のため、党勢拡大のためだという見方ができるかも知れない。「でもなあ・・・」と疑問を懐く私のような政治のド素人に対しては、次のような言葉が返されることだろう。「きみは『清濁併せ呑む』という言い方を知らないのかね。政治とは、そういうものなのだよ。きれい事では済まないのが、政治の世界なのだ。」

けれども、私が問題にしたいのは、(政党の命とも言える)政策のことである。(保守とリベラルが同居する)民進党が希望の党と立憲民主党に分裂したとき、私は「これでやっと、政策面のごちゃごちゃは解消されたな」と好ましく思ったものだが、立憲民主党が「無所属の会」の6人を受け入れるとなれば、この党の性格も変わってくる。この党は「政策ぐちゃぐちゃの党」になり、旧民進党の轍を踏むだけではないのか。次の国政選挙では改憲問題がメインテーマになると思われるが、立憲民主党は一体どのようなスタンスでこの問題に臨むつもりなのか。

もっと卑近な例を持ちだそう。最近、韓国との間でレーダー照射問題をめぐり、ああでもない、こうでもないと、低レベルのいざこざが繰り広げられている。この問題は広範な国民の関心を集めているが、なぜか立憲民主党はこの問題にだんまりを決め込んでいる。低レベルとはいえ、国家の安全保障に関わる問題である。こんなことでこの政党、ホントに国政を担えるのだろうか。

先の衆院選で、出来立てほやほやの立憲民主党は、予想外の票を獲得して野党第一党に躍り出た。このとき、この党は少なからぬ国民に〈魅力〉のある政党だと思われていたに違いない。最近この政党は、この〈魅力〉を自ら削ぎ落としているように見えて仕方がないのである。
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