ささやんの天邪鬼 座右の迷言

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

新潟女児殺害 防止策はどれが

2018-05-16 11:12:17 | 日記
新潟で小2の女児が殺害される陰惨な事件があり、犯人と思われる23歳の
男が逮捕された。この種の事件が起こるたび、4歳になる女の子を孫に持つ
ジイジは、心配でならない。

きょうの新聞社説を眺めると、3社がこの事件を社説で取り上げている。
読売《新潟女児殺害 登下校中の安全をどう守るか》
毎日《新潟の小2女児殺害事件 下校時の危険どう減らす》
産経《新潟女児殺害 悲しい事件を防ぐために》

タイトルからも判るように、これらの社説はいずれもこの種の事件の防止策
に焦点を当てている。去年、千葉県でベトナム国籍の女児が殺害される事件
が起きたときにも、防止策についてあれこれ論じられたが、事件の再発は防
げず、無力感がつのる。小学生の集団登下校や、保護者・ボランティアによ
る児童の見守りなど、それなりの対策は取られても、異常性欲者の魔の手に
は及ばないのか。

今回、上記の社説はどういう具体策を提起しているのか。ざっと拾い読みを
してみた。

★読売《新潟女児殺害 登下校中の安全をどう守るか》
「集団下校でも、児童が一人になる時間は生じる。対策の限界を前提に、自
衛の意識を子供に持たせることも大切だ。
防犯ブザーの携行を習慣付け、使用法を習得させる。商店など、緊急時に逃
げ込める場所を教えておく。こうした指導を学校や家庭で徹底せねばならな
い。」

★毎日《新潟の小2女児殺害事件 下校時の危険どう減らす》
「小学生、特にいざという時の対応能力が備わっていない低学年の子供は、
極力1人にしないことが重要だ。地域全体で見守る体制をさらに強化してい
きたい。
一人一人の子供の通学路を学校や保護者らで、徹底的に点検することは有力
な対処法だろう。人通りの少ない場所や、人が隠れやすい場所を調べ、でき
れば通学路を変えて子供を近づかせないようにする。
防犯教育の一環で、子供たち自らが学校周辺を歩いて、不審者が現れやすい
場所を探し出し、手作りの防犯マップを作製している学校もある。学校が警
察から不審者情報を入手し、保護者らにメールで流し、注意喚起する例も珍
しくない。こうした動きをさらに広げていくべきだ。
防犯ブザーの携帯や、いざという時に大声を出して助けを呼ぶなど基本的な
動作を学校や家庭で、繰り返し子供に教え込むことも大切なことだ。二重三
重の対策で、卑劣な事件を防ぐしかない。」

★産経《新潟女児殺害 悲しい事件を防ぐために》
「(容疑者は)別の未成年者に対する県青少年健全育成条例違反容疑で書類
送検されていた。
逮捕に至らぬ事案で報道発表もなく、近所の住民も、その事実を知らなかっ
た。情報が共有されていれば、事件は防げたのではないか。極めて残念であ
る。
(中略)米国では全州で、性犯罪者は顔写真と個人情報がネットで公開され
る。韓国では13歳未満の児童に対する性暴力犯罪者に衛星利用測位システ
ム(GPS)の足輪を装着することが義務づけられ、成果が上がったことか
ら、現在では未成年者誘拐、殺人、強盗などに罪種を拡大させている。
特定の前科前歴者に対するGPSの装着は、米国の多くの州や英国、フラン
ス、ドイツなどでも実施されている。
(中略)こうした措置の導入には、必ず強い反対がある。前歴者の人権侵害
や更生への妨げ、監視社会につながる等の理由による。
だが、まず守られるべきは何の罪もない、幼い被害者である。子供をはじめ
とする社会的弱者は、徹底的に守るべきである。(中略)
悲しい事件が起きるたびに再発防止策が検討される。だが実行に移さなくて
は子供を守れない。」

う〜ん。これらの記事を読みながら、ジイジは考えてしまう。どれが有効な
防止策なのか、と。読売と毎日の提言は、身近な対応としては有意義だが、
異常性欲者は巧妙にその裏をかいて魔の手を伸ばそうとするのではないか。
産経の提言は、行政の制度改革を要する大掛かりなものだが、防止の有効性
という点では、いちばん強力であるように思える。
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