ささやんの天邪鬼 座右の迷言

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

生前退位の解けた謎

2016-07-17 15:22:17 | 日記
なぜだろう?    不思議だった。     なぜだろう?

そんな疑問符が頭にこびりついて離れないまま、二日が過ぎた。
けれども、いくら考えても、私には皆目理解できないことだった。
「ああ、そういうことなのか・・・。そういうことだったんだ
なぁ」と納得がいき、目から鱗が落ちるように、疑問のわだか
まりが氷解したのは、友人のブログに目を通したときである。

私の疑問がそれほど大きなものでなかったら、友人が書いたそ
のブログ記事は、私の目を素通りしていたに違いない。あるい
は、「そんな馬鹿な。冗談もほどほどにしろ!」と、一笑に付
していたかも知れない。

友人はそのブログで、こう書いていた。

「天皇陛下、早期退位想定せず 公務「このペースで臨む」
 
 天皇陛下が皇太子さまに皇位を譲る生前退位に向けた
法改正を政府が検討していることを巡り、天皇陛下自身は
早期退位の希望を持たれていないことが15日、政府関係
者への取材で分かった。」
 
この部分は、共同通信が7月16日に配信したニュース記事の一部
をコピペしたものである。ソースがしっかりした通信社のもので
あることから、この記事がガセネタの類でないことははっきりし
ている。記事の内容に疑う余地はなかった。むしろこの記事によ
って、私の中の疑いのわだかまりは氷解したのである。

私の中に二日ほどわだかまっていた疑問、--それは、「天皇
陛下が生前退位の意向を漏らされた」というニュースを受けたも
のである。自分の職務に熱心で、強い義務感をもって臨んでおら
れた天皇が、どうしてそんな意向を持たれたのだろう? ご高齢
で体調不良を自覚することが多くなったとはいえ、ご自分の心身
にまつわる私的な実感と、公務にまつわる強い義務感との間に、
天皇はどうやって折り合いを付けたのだろう?

「早く楽がしたい」という思いから、さっさとリタイアを決め込
んだ脳天気な私などには、想像すらできないことだった。

でも、天皇はそもそも生前退位の意向など持たれてはいなかっ
たのだ(A)。天皇が生前退位の意向を漏らされた、というニュー
ス(B)のほうが、誤報もしくはガセネタだったのである。相反する
これら二つの情報A,Bのうち、どちらかを信じ、どちらかを疑えと
いわれたら、当然私はAを信じ、Bを疑う。友人がブログにコピペし
た共同通信の記事は、疑うことの大切さを私に思い出させてくれた。

そうすると、次には、「では、だれがどういう目的でBのようなガ
セネタを流したのか?」という疑問が湧いてくる。これはむしろ、
野次馬根性からくる、センテンス・スプリング的な、興味本位の疑
問である。

友人が暗に示唆しているように、その裏には、大きな陰謀の企て
が隠されていたりして・・・。
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4 コメント

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ガセネタの疑いの (omg05)
2016-07-17 16:48:39
あるニュースをNHKが流したというのは大きな問題と思います。国民の信頼をゲットするためにも、はっきりさせてもらいたいところです。
少し考えを (omg05)
2016-07-17 19:59:21
変えました。皇位継承規則の改正が大きな問題で、男系継承という現在の規則を見直してもらいたい、というひそかなご希望があるのではと推測します。次の皇太子はどなたかという問題です。私は変更に何の問題もないと思いますが、これには強い反対がありそうです。
コメント有難う (ささやん)
2016-07-17 21:15:36
コメント有難うございます。皇室典範の「男子継承」の部分を変更するために、天皇ご自身が「生前退位」の意向を漏らされた、というのは、直球ど真ん中すぎて、面白みを感じません。陰謀論の可能性を、もう少し探ってみませんか。コースぎりぎりの変化球で、敵を打ち取りたいですね。
それなら生前退位 (omg05)
2016-07-18 06:01:01
という語がポイントでしょうか。退位は問題ないにせよ、「生前」は不敬です。小池支持の自民党員は「一族族滅」だ、という自民党都連のお達しや自民党憲法改正草案に通ずるところがあるように思います。

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