ささやんの天邪鬼 座右の迷言

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

手詰まりの北朝鮮

2018-05-18 13:25:24 | 日記
やっぱりーー。北朝鮮が間髪を入れずに繰り出した次の一手は、なんら意外
性のない、ありきたりの陳腐なものだった。とうとう北朝鮮も手詰まりなの
かーー。昨夜、ニュースを目にして私がいだいたのは、そういう感想だっ
た。

北朝鮮の朝鮮中央通信は16日未明、同日開催を予定していた南北閣僚級会
談への参加を中止すると報じた。11日から始まった米韓軍事演習に関し、
南北首脳会談で署名した板門店宣言に対する「露骨な挑戦だ」と反発。6
月12日に予定する米朝首脳会談について「一方的な核放棄を強要するなら、
応じるかどうかを考慮する」と警告する高官の談話も発表した。
                   (日本経済新聞5月16日配信)

このニュースにも触れられているように、北朝鮮は一日前、米朝首脳会談の
「再考」を宣言して、トランプ米政権を揺さぶろうとした。にもかかわらず、
トランプ政権が動揺を見せなかったことから、今度は韓国の文政権に照準を
向け変えたのである。

何としても南北融和を実現し、米朝の橋渡し役を果たしたい構えの文政権
は、南北閣僚級会談の中止をちらつかせる北の脅しに動揺して、米韓の軍事
演習を取りやめようとし、その旨を米軍に提案するに違いない。そうなれば、
トランプ政権も善後策を講じないわけには行かず、北朝鮮の当初の思惑は、
こうして玉突き式に韓から米へと伝わって、トランプ政権を動かすはずだ。
ーー北の心算はそんなところにあるのだろう。

この北の策略は、またしても不発に終わったようだ。南北閣僚級会談を中止
するとの声明に、韓国は遺憾の意を表明しこそすれ、米韓軍事演習を実行す
る姿勢を崩していない。トランプ政権も、(北へ強硬姿勢を取り、北が名指
しで非難する)ボルトン大統領補佐官を解任しようとする素振りを見せない。

北からすれば期待はずれの、こうした米韓の反応を見て、北朝鮮は韓国政府
を「判断能力のない無知無能な集団」と罵ったという。これを見れば、北の
手詰まり感はますます否めない。さて、次の一手はあるのだろうか。
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