ささやんの天邪鬼 座右の迷言

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

米朝交渉 次の段階では

2018-07-05 12:04:51 | 日記
持って生まれた性分は、そう簡単に変わるものではない。国家にも〈性分〉
というようなものが、あるのだろうか。「北朝鮮に非核化の意思はない」
とし、その証拠を列挙した記事(BUSINESS INSIDER《次々暴かれる新証
拠「北朝鮮に核ミサイル放棄の意思なし」ビクター・チャ元NSCアジア部長
が指摘》)を目にした。

この記事を読んで、「ああ、やっぱり!」と思った人は少なくないだろう。
この国の常套手段とも、お家芸とも言える「やるやる詐欺」のオンパレー
ドである。

非核化を約束しながら、陰ではこっそり核ミサイルの開発を継続。ーー北
朝鮮がこの手を使ってくるのではないかとの懸念は、シンガポール会談で
米朝の共同声明が出された直後から、各種メディアで取り沙汰されていた。
またあの悪夢がはじまるのか、と、既視感まじりのため息が出る。

件(くだん)の記事には、おもしろいことが書かれている。この記事は、
北朝鮮が今も核兵器の開発を続けている、とする証拠を事細かに列挙して
いるが、これらの情報はすべて米政府の情報当局からのものであり、「情
報当局があえて北にとって『不都合な真実』をメディアに意図的に流して
いる」というのである。「ポンペイオ国務長官の訪朝前に情報をリークし、
北に圧力を与えつつ、(非核化のための)交渉を有利に持っていこうとす
る狙いがあったはずだ」とこの記事は述べる。

「俺たちはすべてお見通しなんだぜ」というプレッシャーは、北朝鮮に対
してどういう効果を持つのか。米朝交渉は、ようやく各論段階の、高官に
よる実務協議へと進んだが、ここには、ホンネとホンネがぶつかる熾烈な
せめぎ合いが待ち構えている。とくと両者のお手並みを拝見することにし
よう。
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