本日の休診日は、千葉県の内科に見学に行きました。
こちらのM先生は、病気になるのは、生体に以下の汚染感染が原因と考えています。
金属汚染(歯、水)
電磁波
潜在感染(細菌・寄生虫・カビ)
化学物質(添加物・農薬・環境ホルモンなど)
これらが生体に蓄積され、肉体的精神的に弱くなったときに病気が発症します。
現在の西洋医学のほとんどは対症療法のため、病気を押さえ込むことは得意としていますが
根本的原因を除去するのは難しいです。
M先生は東洋医学を中心に原因除去を主体とした治療をされています。
そして病になった生体感染の原因のひとつに、歯根感染が挙げられます。
神経のない歯に膿が貯まるというもので、
根の周囲の骨が溶けて細菌がひそんでいる状態です。
まれな疾患ではなく、私も毎日治療をしている多くの方が持つ疾患です。
こちらの本を医療関係者は是非読んで下さい!
虫歯から始まる全身の病気―隠されてきた「歯原病」の実態 | |
ジョージ・E. マイニー | |
恒志会 |
歯科医学研究者であったプライス博士は、心疾患・腎疾患・リウマチ・膀胱疾患等の患者さんの
感染された歯根をウサギに移植しました。
すると、同じ病状がそのウサギになることを発見しました。
またそれらの原因の歯を抜歯し、歯槽骨を丁寧にソウハした患者さんは、
症状が驚くほど軽くなったというのです。
つまり歯槽骨内にある歯根感染部位は細菌が無数にいますから
それが全身に行き、各部位で悪さをして症状が出るということです。
これらの病気の原因は歯根感染だけではないが、原因の一つにはなりうると思われます。
病気を治すには、医科と歯科の共同治療が必須
と断言されるM先生の考えには大きくうなずけます。
当院でも、近年医科からの治療依頼が増えています。
もう、口の中だけ診る時代ではない、
今だけでなく患者様の未来もみすえた歯科治療を提供してゆきたい。
患者様がひっきりなしに来院されるM先生の診察を見学しながら思いました。
東京都文京区千駄木 痛くない歯医者さん ゆりの木歯科医院HP