寒く長い冬から解放された春。
その代名詞「さくら」。
毎春、「花見酒」の宴は
決して忘れず盛り上がっている。
(いわゆるコロナ自粛期間を除く)
春の「あけぼの」なら
サクラは外せない。
かつては どこの駅周辺にも
観られていたサクラ並木も
近年は伐採が進み
列車とのコラボは容易ではなくなった。
ローカル線沿線には健在だが
「あけぼの」が走る沿線では
数か所しか思い浮かばない。
春といえば、菜の花もあるのだが、
こちらも群生を目にするポイントも
減少している。
「絵になる」鉄道情景が
これ以上は なくならないことを
祈りながらシャッターを落とした
「春の朝」だった。
(掲出写真 10年4月30日 撮影)