峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

佐々木大地四段C級2組へ

2017年03月04日 | 将棋

長崎県対馬市出身のプロ棋士である佐々木大地四段が2月17日のNHK杯トーナメント予選で勝ち、フリークラスから史上最速でのC級2組への昇級を決めた。
「史上最速」、そうこなくちゃ!何せ、かつて小学生将棋名人戦長崎県大会で、くるみさんの3連覇は佐々木大地少年によって阻止された。彼が活躍すればするほど私の鼻は高くなるという訳だ。尤も誰も知ったことではない。

余談はさておき、私にとってのこのビッグニュースを実は一昨昨日まで知らなかった。
時々、将棋連盟のHPを覗き、深浦九段や佐々木大地四段、また斎藤優希奨励会二段、金納龍世奨励会3級、そして室谷由紀女流二段等の成績をチェックしている。彼らの活躍は私の密かな楽しみの一つでもある。
一昨昨日も佐々木大地四段の勝率が7割を超えているのを確認し、昇級も近いなと一人で悦に入っていたのだが一昨日、関西学院大学大学院経営戦略研究科教授の石原先生から佐々木大地四段の昇級をお教えいただいた。石原先生は将棋界についても相当お詳しい。

佐々木大地四段は四段昇段直後、先ずはフリークラスからの昇級が目標と語っていたので、さぞかしホッとしていることだろう。
報道によると、当面の目標を達成した彼は、師匠の深浦九段と順位戦で対局したいと抱負を語っている。深浦九段は泣く子も黙るA級棋士だ。来期C級2組からの順位戦スタートとなる佐々木大地四段がA級まで到達するには最短でも5年を要する。それは極めて困難な道程だ。しかし、2人の類まれな才能を持ってすれば、それは十分可能性のある話である。

さらに理想を言えば、深浦名人に佐々木大地四段が挑戦する名人戦の実現だ。お二人と共にそれを夢見ていよう。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 飲むほどに酔うほどに | トップ | 誰が どう担う »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

将棋」カテゴリの最新記事