ヤケクソ少女

やはり、私が車なんか洗ったからだろうか？
雨降りである。
今日は次男が遠足だというのに、この雨のせいで延期。
遠足に行こうが行くまいが、弁当持ちなのは変わりなく
しかも、延期になった分、遠足に行ったらまた弁当…
トホホである。

一日中、雨が強くなったり、弱くなったり。
半日で帰る道すがら、下校途中であろう、ランドセルを背負った少女２人が歩いていた。
なぜか手には各々靴や長靴を持って
道路を裸足で歩いている。
靴下も履かない、リアル裸足である。

多分、雨が酷くなって靴も靴下もビチャビチャになってしまったのだろう。
「も～！靴脱いじゃお！」
「じゃあ私も～！」みたいな感じではないだろうか。

裸足で道路に溜まった雨水を蹴散らしながら
嬉々として歩いて行った。
なんとも頼もしい少女達である。
きっと帰ってから母親に怒られるだろうに、
今のこの少女達にはどうでもいいことなのだう。

靴濡れた→靴下濡れた→足濡れた→裸足でいいじゃん！

大人になったら、如何にして靴を濡らさないか、
はたまた、濡れても構わないようにするか
そのことを考えて生きていくようになるが、

裸足での、濡れたアスファルトの感触というものを
是非とも忘れないでいってほしいものだ。
きっと些細なことには動じない、立派な大人になってくれることだろう。


明日はゼリエースを作ろう！をお送りします。