【カシャっと一句フォト575】
楽しみに拝見しているNHKBSの番組でございます。
視聴者参加型の写真と俳句を合わせた投稿番組で、
伊集院光司会で様々なゲストを迎え
みんなで『あーね』『こーね』
『それもありね』と、お話しするのです。
春夏秋冬と四期に分かれて放送をしていて、
ただ今は、【秋】。
ゲスト陣がまた魅力的な人選なのもNHKらしくて良く、
さだまさしの妹君の佐田玲子さんが
人間味溢れていてとても好きになりました。
大宮エリーと揃った時は、大層面白かったです。
その『あーね』『こーね』の話がひろがるうちに
次第にその一枚が輪郭を濃くしていく・・、
写真に映る光景に読み手の目線や心理を
想像していく事がとても楽しそうで
時に感動したりするのです。
この目線を日常の生活に取り入れると
途端に道に落ちた枯れ葉や少し曲がった看板が
生き生きと鼓動を持つものに見えてきそうです。
先日、夜走っておりましたら
歩道のど真ん中に黒い眼鏡が開いた状態で
落ちていたのです。
落ちているというよりも置いてあるといった感じ。
不思議な光景でした。
このレンズは二度と目の高さでものをみる事が出来ないのかと思うと
少し悲しくなりまして、落とした人が見つけに現れると良いなと
思いました。
【目じるしは月の右よこオレンジのピカピカ光る星の真下で】
こちらは、以前【ビードロを吹く】という短歌の練習帖で
見ず知らずの歌人の方に褒められたものです。
写真は、江の島の海岸で。