人生は短い。

「人生は短い。人の目なんか気にするな。」

って、ある先生のお言葉。
「短い人生なんだから時間があったらどこでも勉強しろ。
たとえ他人に変な目でみられても気にするな。」
というようなことを言ったお言葉。

まー人の目を気にしてまで勉強するなんてことはないので、先生のこの言葉は私にとっては無意味、と言ってしまえばそれまでなんだけども、ちょうど私がそのとき考えていたことを表す言葉だと思ったので冒頭に引用しておきます。


ちょうど私がそのとき考えていたこと、とは何か。


人生には必ず終わりが来る。誰にも来る。
人生が終わればそれで終わり。次の人生なんてものはない。
人生が終わればそれで終わり。あとに残るものなんて何もない。

それなのに、自分を含め、人は他人の目を気にする。
人生が終わればそれで終わりなのにだよ？？
必死な思いをして名声を得たり、つらい思いしてプライドを守ったり。

でも名声やプライドが何になる？
限りある人生をそんなもののために費やすより、もっと自分の内に感じる幸福を得るために生きるほうがよいのではなかろうか？

就職について。私は少なからず、安定とか聞こえとかで選んだところがあると思う。
人からどう見られるかってことが、進路決定の際のポイントのひとつになっていた。

自分が幸福を感じること。それは言葉を生み出すこと。
そのポイントを重視すれば、きっと結果は違うものになっていた。
制作会社のライター、・・・フリーライターを気取りつつフリーター、っていう道だってあっただろう。

就職を決めた会社では、言葉に集中することはとりあえずはできないだろう。
きっと自分が納得がいかないような仕事だって、していくことになるのだろう。

短い人生。それでいいのか？って思ってしまうときもある。
好きなことを貫いて、幸福を感じるためだけに生きていったほうがよいのでは？？


でもきっと、それは違う。私にとってそれは幸福な人生ではない。
広い世界を見ること。時にはいばらの道も行くこと。その上で幸福を感じること・・・
それが私にとっての幸福な人生だ。


私はこの道を選んだ。誰に言われたわけでもない。自分で選んだんだ。





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