お疲れモードでちゅ

私だって女の子。夜道を一人で歩くのはこわい。

自分が男だとして、運転をしていて夜、私のようなかわいい女の子が一人で歩いているのを見かけたら、さらいたくなってしまうに違いない。
そこで私は考えた。私がかわいくなければさらわれる心配をすることもなく、夜道を一人で歩くのもこわくないのではないか、と。

目を大きく見開いて、口をすぼめて、ひょっとこみたいな顔して歩いてみた。しばらく歩いた。何台かの車が行き過ぎた。

そのままちょっと歩いて、運転手目線で考えてみる。
…夜道。俺は運転をしている。前から歩いてくる一人の女の子。ふと顔を見やる。…ひょっとこぉっ！？
なんであの子一人でひょっとこ顔してるのぉっ？？変人？変態？…ぷぷぅ、ひょっとこだよ…ぷぷ…なんで、夜道で、ぷぷ、一人でひょっとこの顔なんてしてるんだよ、うぷぷぷぷ…プルルルル、ガチャ、あ、もしもし、今ひょっとこみたいな顔した女みたよ、そう、今あそこのローソンのへん。そうそう来て来て。ひょっとこ女、追いかけまわそうぜ…
と人が人を呼び、普通の顔してるときより大勢に激しく嘲笑され追いかけ回されるに違いない。
…これでは普通の顔して帰ったほうがよさそうである。

なぜこんなことを考えたのかというと、疲れていたから。
疲れていたからひょっとこに考えが行き着き、変人かつ嘲笑の的になってしまったのであって、疲れてさえいなければこんなことにはならなかった。そう、疲れてさえいなければ。もっとましな案が出せたはずなのだ。

何かとここのところ忙しい私なのである。


京都でよく言われること。「名古屋出身の人って変わった人多いよね。」
それを名古屋出身の私が面と向かって言われるということはつまり、「あなたって変わった人よね。」と言われたということと同義。
「変わった人」の「変わった」とは「個性的」という意味だと捉えれば褒め言葉だと取れなくもないが、「変わった顔」と言われた場合それは褒め言葉でもなんでもなくて「変な顔」という意味だから、やっぱ「変わった人」という表現も褒め言葉ではないんだろうなぁ。反応に困りながらも「そうかなぁ^^;」などとあいまいに答えてみたり答えてみなかったりする。

つまり、こういうことだね。
私がひとりの帰り道でひょっとこになって変な人になってしまったのは、疲れのせい。
名古屋人が他の地域の人から変な人扱いされるのも、名古屋の人が他の地域の人よりも疲れているせい。

ほらだって考えてみてよ。カツを食べるたびにソースかけて食べるか味噌かけて食べるかどっちにしようか悩まなきゃいけないし、喫茶店でコーヒー頼んだ時に出てくる豆的なものを数えなきゃいけないし。
他のとこに住んでる人よりやらなきゃいけないことが多いのだから、疲れてしまうのも無理ないでしょ。
疲れから思考がパンッってはじけてしまうのも無理はない。

って上みたいなこと書くと「名古屋を馬鹿にしてる」と言われかねないね。
違うんだよ。名古屋大好きだよ。名古屋超愛してる。

名古屋でらスキッ

そうそう、最近方言流行ってるらしいし（「“方言ブーム”とです。響き新鮮、想像する楽しみ」）。
名古屋弁使ってかなかんがね～。

しかしながら、私…
名古屋弁しゃべれんの

私ったら「世界の山ちゃん」にも行ったことないって言うし、
あなた本当に名古屋人！？ってかんじでごめんなさい。。万博も行ってないしね。。（人ごみキライ××）

そんな名古屋っぽくない名古屋人ですが、
やっぱり名古屋は大好きですviva名古屋！！


こんなわけわからない文章書いちゃうのも、ただただ疲れのせい。
私のせいじゃなくってよ。





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