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【開店編】?資金調達をどうするか ④

2010-06-28 13:08:40 | IDEA道場講座【開店編】
前回に続き、2)自己資金からわかる最大借入額を知る 
今日は、もう一件例として、「日本政策金融公庫」を利用する場合の
自己資金の考え方についてお話しします。


● 日本政策金融公庫(融資額上限1,000万円※無担保・無保証人の場合)

 自己資金要件として、事業開始前、または、事業開始後で税務申告を終えていない場合は、
 創業資金の1/3以上の自己資金が確認できることが必要とあり、
 ここで言う自己資金とは「事業に使用される予定の資金」を差します。

 「事業に使用される予定の資金」として認められるものは主に、
 
 ① 残高が確認できる預貯金
 ② 店舗物件の取得費用(敷金、保証金、礼金、仲介手数料)を支払った場合の
   契約書及び振込を証明できる通帳や振込控え
 ③ 融資申込前に導入した事業設備に要した金額(不動産以外)を証明できる領収書やレシート
 (例えば、競合店調査をした場合の飲食代金や、プロデューサーやコンサルタントに依頼した
  相談料及び契約金のわかる書類(契約書、領収書、振込控え、通帳など)、書籍購入費

 などで、ここで計算した自己資金の2倍、かつ、1,000万円以下の金額が融資限度額となります。


また、無担保無保証人ではなく、保証人をつけたり不動産担保設定を行うのであれば、
東京都創業融資制度は、融資限度額5,000万円、
日本政策金融公庫では、融資限度額7,200万円のものもあります。

しかしながら、どちらも自己資金が1/3以上は必要であり、
保証人として親族以外に、第三者の2名が必要。
保証協会を保証人にとしてつける場合も、親族の保証人が必要となります。

融資利用条件については、日本政策金融公庫HPをご確認下さい。


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【開店編】?資金調達をどうするか ③

2010-06-24 13:29:14 | IDEA道場講座【開店編】
前回に続き、2)自己資金からわかる最大借入額を知る 
今日は、例として東京都の「東京都中小企業融資制度」を利用する場合の
融資限度額(想定額)の算出方法についてお話しします。


●東京都中小企業融資制度(融資額上限 2,500万円)

 融資限度額は、基本、自己資金額より算出されますので
 自己資金を知ることで、おおよその融資限度額がわかります。

 自己資金として認められる金額は、以下のAからBを差し引いた額となります。
 
 
 A<創業しようとするものが、事業に充てるために用意した資金>
  ① 残高が確認できる預貯金
  ② 客観的に確認できる有価証券(金銭・不動産・商品などの証券。わかりやすくいうと、不動産担保証書・
    株券・手形・小切手などです)に保証協会の定める評価率を乗じたもの
  ③ 敷金・入居保証金(すでに物件を取得するために支払った金銭)
  ④ 資本金や出資金に充てる資金
  ⑤ 融資申込前に導入した事業設備に要した金額(不動産以外)を証明できる領収書やレシート
   (例えば、競合店調査をした場合の飲食代金や、プロデューサーやコンサルタントに依頼した相談料及び
    契約金のわかる書類(契約書、領収書、振込控え、通帳など)
  ⑥ その他の評価が可能な資産額

 B<借入額等>
  ① 残存返済期間が2年間以上ある住宅ローンの年間返済予定額の2年分
  ② その他の借入金全額


この条件で算出された自己資金の同額~2倍額程度が、融資可能限度額となります。

ここでは、融資限度額の算出方法として紹介しておりますが、実際の融資利用には様々な条件があります。
詳しくは、東京都のHP「東京都中小企業融資制度」をご確認下さい。


次回は、「日本政策金融公庫」の融資についてお話しします。


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【開店編】?資金調達をどうするか ②

2010-06-21 13:42:16 | IDEA道場講座【開店編】
今日は、【開店編】?資金調達をどうするか ②
前回挙げた項目、1)2)についてです。

1)?出店に必要な費用を試算するを参考に、開業に必要な概算予算を算出する
  
  ?出店に必要な費用を試算するを参考に、
  自店に必要な概算予算金額を算出してみてください。
 

2)自己資金からわかる最大借入額を知る
 
  まず、借入するための自己資金の金額は、概ね投資総額の1/3程度が必要であると言われていますが、
  2/3の融資を受けるためには様々な条件をクリアしなければならないため、
  実際に借入できる金額は、予想投資総額の1/2程度であると思っておくと良いでしょう。

  例えば、予想投資総額が1,000万円の場合、自己資金は500万円となります。

  ここでは、低金利である国の機関からの借入を想定してお話して行きましょう。
  (ちなみに、銀行で創業支援融資制度を利用すると金利は約8%~15%と言われていますが、
   ほぼ15%と思って良いでしょう。
   それに対し、国の機関である日本政策金融公庫の金利は約2~3%です。)
   ※2010年6月現在 当社調べ

次回、無担保無保証の場合の資金融資について、各機関が定める条件を紹介致します。


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【開店編】?資金調達をどうするか ①

2010-06-17 10:38:43 | IDEA道場講座【開店編】
さて、今日からは【開店編】?資金調達をどうするか

?出店に必要な費用を試算するで、開業に必要な予算はある程度把握して頂いたと思います。
次に、資金調達について考えて行きましょう。


 資金調達をどのように行うか、下記の順番で考えて行きます。
  
  1)?出店に必要な費用を試算するを参考に、開業に必要な概算予算を算出する
  2)自己資金からわかる最大借入額を知る
  3)再度、開業に必要な条件を見直す
  4)借入先はどのようなところがあるか
  5)保証人をどうするか
 
 以上の順番で頭の中を整理し、物件探しを行います。
 では、次回より具体的に上記の項目についてお話しして行きます。


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【開店編】?出店に必要な費用を試算する《開業費》21

2010-06-14 13:02:40 | IDEA道場講座【開店編】
今日は、【開店編】?出店に必要な費用を試算する《開業費》21 
<予備費>について。


開業費の予備費について。
工事が終了し店舗を引き渡され、実際に開業費で購入したものを納品した後、
さらに、必要なものが発生した場合の予備費となります。

例えば、求人を1回募集したが良い人材が集まらず、もう一度求人広告を掲載したとか、
棚が少なく既製品の棚を買い足した、工事が引き渡された後に内装工事や厨房工事で必要なもの
(のれん、メニューボード、ポスターボードなど)を業者へ依頼した、などです。

〈概算費用〉20万円~


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここまでで、【開店編】?出店に必要な費用を試算する は終了です。
お読み下さったみなさま、ありがとうございました。
出店に向けた様々な費用について、イメージできましたでしょうか?

次回より、【開店編】?資金調達をどうするか? をお届けする予定です。
試算した費用を踏まえ、必要な資金の調達方をお話します。

さて、先日お知らせした当社HPについて、
日々の業務の合間にせっせと作業を進めておりましたが、1月程開設が遅れてしまいそうです。
ごめんなさい。

7月中旬頃には当ブログにてお知らせ出来ると思います。
今後とも引き続き「Idea道場」をよろしくお願い致します!


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