北京の青空もf16

2006年 帰国。いつの日かまた中国へ

窓は開いたか? その2

2006-03-17 23:55:15 | 留学生活
通り過ぎる人たちの会話が耳にはいる。その感覚は、カメラのファインダーの中でピントがあう感じに似ている。
バスに乗っても、無意識のうちに耳を澄ましている。聞き取れた言葉は、小さな声でまねしてみる。
世界が少しだけクリアーになった。
久しぶりに会った中国人の友だちとの会話。冬休み前と比べると、聞き返す回数も減り、受け答えもスムーズになってきた。
残された時間で、どこまで世界をクリアーにできるのか。焦りと期待。
部屋の窓を開けてみる。
寒さは知らぬ間に消えている。春の風が心地よい。(写真:お婆ちゃんたちの社交場に、梅の花が咲いた。)