kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

不安的中

2018-09-14 16:41:38 | 日記
先だっての台風と高潮の影響で浸水し

またタンカーが連絡通路にぶつかって道が破壊され

運営が全くできなかったばかりか

取り残された方々にきちんとした対応ができなかった

関西国際空港

あれから10日が経ち

懸命の修理や工事が続けられたおかげで

少しずつ飛行機の離発着もできるようになった

でも

正直こういうことは海の上に空港を作った時から想定できたはずだし

南海トラフ地震が指摘されてからずいぶん経つけど

津波が起こったらどうするのか

残された人々をどう助けるのか

まったく対策がなされてなかったのは

むしろ驚かされる

どうやら空港運営の中枢は地下にあるらしいけど

浸水したら一番危ないし

だからそうならないようになぜもっとセキュリティーを強化しなかったのか

疑問・・・

それから残された方々への対応もひどかったらしく

食事や移動手段についての案内も

ほどんどなされなかったらしい

普通だったら緊急時の対応を普段からちゃんとマニュアル化して

空港スタッフに指導しておくのが当たり前だって思うけど

なぜそうしなかったのか・・・?

問題なく運営してるとき多くのお客さんが来てるし

日本では成田に次いで大きな空港だから

非常時にたまたまいた人たちはお気の毒、くらいにしか思ってなかったのか・・・

非常時にその組織がどう対応するかは

わたしは一番大切なポイントだと思うし

関空の場合はそこがすっぽり抜けてしまっているように見えて

とても残念

こんなことが起こると

きっと国内外のお客さんはもう関空を使いたくないって思うだろうし

そうなると人も物も利用が少なくなって

関西方面への人の流れも変わってしまうかもしれない

まあ、ディズニーランドレベルにしろとは言わないけど

関空がオープンしてからずいぶん経つから

対応を考える時間は十分あったと思うし

自分がお客さんの立場に立ったら

どうすべきかは簡単にわかると思う

特に空港は海外からのお客さんも多く

日本語がわからない方も多いだろうから

そういう方々は本当に不安だったと思う

関空は京都にも近くて

海外からお友達を呼ぶときには観光にも便利でいいなって思ってたけど

これじゃ危険すぎて使えない・・・

今回は幸い関空で亡くなった方はいなかったようだけど

これを教訓にこれからは建物も人の教育も十分な対応をして

誰もが安心して使える空港になるよう

願ってやまないし

他の空港もこれを他山の石とせず

それぞれ非常時の対応をもう一度見直して

日本の空港はどこへ行っても安心と言われるように

がんばってほしいなって思う



遊びに来てくださって、ありがとうございました

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